タグ:LADY HUNT ( 3 ) タグの人気記事

憑き女(3&ラスト)


b0321934_16042225.jpg




美容院でお客の身の上話を聞いているような、モノローグな本だなぁと思って読んでいたら、精神療法をテーマに記された小説だった。
遺伝への恐れ、求める愛情、家族。

もう一回読むかと言われたらうーん、というけれど、学術/説教に偏らず、舞台を見るような挿入歌。
憑かれた女が過去を乗り切る話。


次はもっと軽い本を読むぞ。

[PR]
by mkbookies | 2014-02-26 17:57 | 洋書 | Comments(0)

憑き女(2)

今読んでいる本。
b0321934_16042225.jpg









1/3まで読んで気がついた。
これはマジにスピリチュアル視線の話だ。
こっちで「小説怪奇物」「小説あなたの知らない世界」をあまり読んだことがなかったので、途中まで気がつかなかった。
図書館よ、ファンタジーものは一般の棚に分別しないでおくれ。

図書館で見かけたから借りたものの、初見でこれを買う? この話、好き?と問われたら、どちらも否定形で答えるだろう。
押しに弱い意思薄弱な女、パトロンの妻の目を逃れて言い寄られるがまま結ぶ情事、父の家系の問題でわたしももやっぱり霊感が強いのよ。加えて繰り返し夢で見る屋敷。少女漫画かレディースコミック。
高級住宅のゴージャスな物件がちょいと光るが、力ない視線で語る独り語りが影を落とす。
ああなんで読んでいるんだろう。
思っているのに、買っちゃった。

カチンと来る本は、読み飛ばして読み終えてはい次に何を読もう、と思わせる本よりも存在感がある。
なんで読んでいてこんなにいらいらするのだろう。なんでこの女もっと強い態度ででないのか。
妻を放ってちょっかいかけてくる男と、長々と関係をもつのかい。価値あるなら寝とるのがフレンチ娘だろう。
(バーチャルワールドだから言える言葉)(フランスではまごうことなき現実だが)(そういえば社内にいたちょっとイイフレンチ男。男児二人の子持ち、妻アエロのインストラクターが、南仏に新職を求めて転居した時、色っぽ~い秘書さんがいつの間にか姿を消した。数カ月後には南仏で出産してた。閑話休題)

本ってこんな風に脇道に想像を飛ばさせてくれるのがスロー・リーディング醍醐味なのさ。

こいつは一度読み切るかもしれないけれど、また後から読み返す本に入る可能性あり。
ストーリーはねっとりと情事へ進んで入るが、まもなく夢で見た屋敷に踏みこむだろう。取りこんで離さない蜘蛛女とかになったりして。

妄想しながら読んでいる。

[PR]
by mkbookies | 2014-02-25 16:30 | 洋書 | Comments(0)

憑き女 Lady Hunt



Helen Frappat著 Lady Hunt (憑れた女? 憑く女?) 今読んでいます。
b0321934_16042225.jpg










英仏バイリンガルの若い娘ロラ、パリの不動産屋で仕事を見つける。
言葉はできてもに商売に疎いことに、雇い主は雇った後で気がついた。
高級住宅街でオン・ザジョブトレーニング。雇い主の後について賃貸物件を廻る間に、いつしか情事が結ばれた。

話はそんなことでははじまるらない。
八才の子連れ夫婦に高級アパートを見せにいく。
高級な作り、ゴージャスな家具。騒がしい男の子は奥の部屋へと遊びに行った。
行ったっきり、姿が見えない。
外に出るには自分たちのいる部屋を抜けなければいけない。
奥の部屋の窓は閉まっている。
男の子はどこに行った?

夜は奇妙な夢を見る。同じ屋敷で黒い鍵。繰り返し繰り返し現れる。
夢と情事の間に入るものは、幼いころの家族の思い出。
イギリス人の父は、村では魔性と見なされていた。
週末を利用してのブルターニュへの不動産開拓。
雇い主と訪れたその先には、夢で見た館がそびえ立っていた。

※※※※※※

行けば必ず不吉なことが起きる、というわけではなかろうが、娯楽で読むには面白そうな本。
表紙がこれに似た雰囲気、と思っていたら、中身ももしかして、こういうちょっとぶっ飛んだミステリアスな女性の話なのかもしれない。
b0321934_16305054.jpg


アメリ・ノットン 冬の旅

どきどきしながら今読んでいます。
さっさと読んでさっさと図書館に返そう。

次は明るいおバカな本を読むぞぉ。

変な家つながりで「紙葉の家」に行くかもしれないけれど。

※※※※※※※※

ちなみに「憑女」の作者、エレン・フラパは1969年パリ生まれ。
小説家、翻訳家&映画評論家
Hélène Frappatで画像検索すると、ポーズの決まったお写真が出てくる。
こんな女性になりたいな~。

これからもちょっと探して読んでみたい著者。


非常に私的な読中感想
[PR]
by mkbookies | 2014-02-24 16:34 | 洋書 | Comments(0)