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ハリウッド (ケイト・クライス)

幽霊屋敷発信の物語、ついに映画化。作者たちはハリウッドへご招待。

著者も共演、イラストレータの11才はヒロインに。そしてヒロインは92才の人気女優が抜擢された。

私の役は私がやる~。原作者の幽霊女性もハリウッドに合流した。

しかしまぁ読まずにサインした契約書がこれまた悪質。
版権は映画会社が丸取りすることとする。
そしてヒロインは製作中に命を落とすこと。



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※※※

アメリカでは題6作目が今年の4月に出版


Greeting from the Graveyard
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墓場からお祝いを。

幽霊屋敷の住人は皆様元気そうで何よりです。




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by mkbookies | 2014-12-08 00:03 | 洋書 | Comments(0)

明るく楽しい幽霊話、(ケイト・クライス)

さて第4弾。



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The Phantom of the Post Office

仏題は直訳すると「ゆふれいは二度憑きに来る」 (Le fantôme hante toujours deux fois)
ちなみに三作目の仏題が「死がふたりを分かつまで」
二:「私の目が黒いうちは」
一「我が死路をいく」
原題とは違うけれど、言葉遊びの基本ラインは同じ。

中身:
アメリカの片田舎にも電話とテレビとゲームは蔓延、時代は代わり、
郵便局はメールに代わられ、閉鎖危機に。
私書箱が整理されていく中で、謎の私書箱五番にも処分のお鉢がまわってくる。
この私書箱は誰のもの?
幽霊の永久登録とは本当なのか。
主人公たちの家に私書箱5からの手紙が届く。

一方、主人公11才の男の子が謎のインフルエンザで入院した。
町に遊びに(預けられに)来ていた女の子も同じ流感で病院送りに。
ふたりとも面会謝絶ということで、やりとりは手紙と本の貸し借りに限られる。

家ではゴーストライターが作家に話していた。
幼なじみがいたのよね。7才の時に町に来た男の子。
生きていれば200才近いふたりの、遠い昔の交流物語。
幼なじみは思いを残してこの世を去った、謎の私書箱5番かもしれない。

感想:
キーワードは幽霊、けれど恨みを持たない、ただ体を持たない幽霊たちが、ぞくぞくと登場するシリーズ。
どの幽霊も、最後には願いを叶えるハッピーエンド物語。

児童書なので、なのか姉妹で文と挿絵を分業している半絵本のせいか、絵のタイミングが非常にいい。
書簡の間に地方新聞が挿入され、その写真も手描き、イラスト担当の男の子の手紙も手描き。
コンピュータグラフィックとは全く次元を別にする世界に、人心地つけられる本。

Kate Klise The Phantom of the Post Office


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by mkbookies | 2014-12-03 06:30 | 洋書 | Comments(0)

死者のコインをさがせ (ケイト・クライス)


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迷い犬を拾った男の子。
それを見せられた小説家、なんでこんなよぼよぼの汚い犬を。
お館様のマダムも反対なのだが、男の子は飼いたくて仕方がない。
こいつがまた、吠えるんだわ。

一方、図書館で古いコインが見つかった。
希少価値の高額小銭。
だれがいったい間違えて入れたんだい。
持ち主がわからないうちに、またもう一枚発見。
誰の仕業なのか。

その少し前に大金持ちが亡くなっていた。
遺言が開かれたが、これがまた謎解きの必要な宝探しのような手紙。
娘と息子、無事に遺産をゲットできるか。
 ここまで読んで思う。性格が悪そうだから遺産はごっそり犬の新しい飼い主に渡るんじゃないかな。
そう、大金持ちの飼い犬が、男の子の拾った老犬だったのだ。

なにはともあれネタは揃った。この先どういう展開を見せる?

※※※※※※※

感想:仲の悪い遺産相続人たち。もめにもめるのだけれど、犬を拾った男の子の出した案がすごかった。
視覚的にも、ニンゲンカンケイ的にも。



児童書の、甘い展開といえるかもしれない。
それでも見ているだけで楽しい幽霊話で、なんだかリッチな気分にも慣れてお館にもご招待をされたような気にもなって、
なんだか気分が明るくなる本でした。
しかしまぁ、子供よりも大人の方が子供だわ。




TILL DEATH DO US BARK

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by mkbookies | 2014-12-02 05:19 | 洋書 | Comments(0)

Dying to Meet You オンボロ屋敷へようこそ (ケイト・クライス)

一年前本屋で見かけて気になっていた本。
買おうか迷ったのだけれど、ちょうどお屋敷の本を読んだばかりで、幽霊話の本を揃えることに二の足を踏んでいた。
それをちょうど図書館で発見。
図書館さまさま。本を読む子供だか、子供に本を読ませる政策に感謝感謝。





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手書き、タイプ打ちの書簡集。

シリーズ物の続きを書くと、出版社と契約をしてからもう二年。最後日本を出したのがもう20年前のこと。
執筆と称して夏に屋敷を借りる。
- 借家人は子供の面倒を見ること、
そんな細かいところまで契約書を読んではいなかった。
猫もいる。
おまけに館が幽霊付きだって?
第一幽霊なんて存在しない。
すべては男の子のいたずらだ。
だから俺は子供が大っ嫌いなんだ!!!

※※※※※※

こんなに楽しい幽霊話ははじめてだ。
第一憑いてる女性に恨みがない。
からっと明るく、困難に立ち向かい、“みんな”で対処する人情話。

姉妹で文とイラストを担当。
家の見取り図だとか地図だとか、新聞記事や肖像画。
文字も手書き風。アメリカンな拙い活字体。
開くだけで楽しくなる本。

そして二冊目に突入。
「ハカバのハロウィーン」

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幽霊と縁もゆかりもない独身男が10才の事もの面倒を見るなんて、許されない。
役所の男が男の子を養護施設へ収容させる。そして独身男は精神療養が必要とされ病院へ監禁。
ふたりは「自宅」に手紙を書く。
独身男が病院を脱走して、男の子を養護施設から救出、無事に幽霊屋敷に戻れるか。

一方役人は、おばけなんてないさ、さまざまな問題を生むハロウィンを禁止、お化けの出てくる本を焼き払おうと革新的な案を次々と生み出していく。


児童そyなんだからきっとハッピーエンドなのだけれど、どうやって解決するか、そこの過程を楽しみに、今ゆっくりと読んでいます。
仕事をしながら。。。(こんなの読んだり打ったりする暇があったら、ちゃっちゃと仕事しろよと誰もいない背後から声が聞こえてきそう)

kate KLISE Dying to Meet You, Over My Dead Body

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by mkbookies | 2014-11-30 17:08 | 洋書 | Comments(0)