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北風の吹く夜は ( ダニエル・グラッタウアー)

これも読みかけ積んどくだった本。
振り返ると2011年8月に読みかけ録を書いているので、熟成3年に近い。

 その時の文章

   
    本屋で店員のおばちゃんが50才前くらいの女性客に「この本、これこれ、おもしろいのよ、おしまいは、え~、これで終わっちゃうの~、わたし続き書く~っていう感じで。二冊目も出てるけど、まだハードカバーで」と騒いでた本。

 コンピュータの間違いメールからはじまった、男女のメール文通。
 おたがいに年も外見も育ちも知らない中、興味津々でおたがい相手を知ろうとする。
 名前、はじめの間違いメールの内容、言葉の言い回し等で相手の年や家庭、仕事などで想像し、自分の判断を投げかけていくやり取り。  
 彼女にふられたばかりのレオ、奔放そうなエミ、同じ町に住んでいるようなのだけれど、会ったことのない二人。
 カフェで二時間待ち合わせをしてみたり、おたがいに自宅で真夜中の乾杯をする約束をしたり。
 このふたり、会うことはあるのでしょうか
 本の棚


定期購読の解約の仕方から、通常のおしゃべりが文字で読めると、フランス語訳を購入。でもまぁ、男女の夜の長電話のような内容がつづき、これといった話題すら必要のない軽快なやりとり。話していることが楽しいのよ、という調子でずーっと続いていた。
仕事中の私語のようなもの。
情報交換の激しい職場で勤務していたので、なんで家に帰ってまでこんな話を読まんといかんね、と放り出したことに改めて気づく。
それでも、ある日気分転換にふと手に取った。
政治時事訳が一ヶ月続いた後の息抜き。
やっぱり男女の戯言(ざれごと)だ~。
メールのみの珍しさでここまで売れたのかい、と思っていたら突然、急展開とあいなった。
久しぶりに先が気になって仕方ない、このまま出勤からUターンして読んでみたいとまで思った本。
確かに、「え~、これで終わっちゃうの~」という本でした。

実は続編もある。( Alle sieben Wellen、フランス語ではLa Septième Vague、直訳、第7波)、
けれど今はまたまたうちで熟成中、頭のなかで北風をあれこれ発酵させ、妄想に浸らせてもらいます。


(Gut Gegen Nordwind、邦訳、北風の吹く夜は ダニエル グラッタウアー. Daniel Glattauer )
  ウィキに写真あり。
  この話の主人公、まさにこ~いう人がもーちょい若かった感じで読ませてもらいました。
  女性は、氷室冴子のジャパネスク、瑠璃姫の箱入り娘版かな。
  


おまけ:先日、職場の戯言
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by mkbookies | 2014-06-21 16:22 | 洋書 | Comments(0)

乱読雑読読みかけ中

バスの中: 本泥棒(オーストラリア)
寝る前:  Manoir2(フランス児童書)
一番メインの余暇の時間:
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節操が無いったらありゃしない。
それもドイツ語、紙辞書をいちいち引いての読みかた。
一日一段落が目標。
でも不思議と軽く1ページ進める本。

閑散期の工事現場で、移民労働者は解雇通知を渡される。
-中国人とトルコ人を切ります。
-中国人なんていないじゃないですか。
-だから言ってるんだよ。
そんな状況の元で仲間とひそひそ話をしていると、責任者が口を挟んできた。
-何の話をしているんだ。マって聞こえたぞ。
-マ-。。。
-マー
-マァ
-マーダー(殺人)か
-そうそう、マーダー、マーダー。
話題をつないで首をつなごう。主人公は一生懸命でっち上げの話をはじめた。
-容疑者になっちゃって。 

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by mkbookies | 2014-03-05 14:40 | 洋書 | Comments(0)

本屋を散歩


本屋で気になっている本

ML Stedmanの小説
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海のはざまの物語。(開いてもいないので題の直訳すら間違っている可能性あり)


オリジナルが英語のようなので、原書を検索してみた。

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買わないかもしれない。



2007年に和訳されたマークス・ズーサック(Markus Zusak)の「本泥棒」も映画化とかでまた本屋に出回っている。
これも英語表紙よりフランス表紙で購入。
表紙なんて、見かけなんてどうでもいいじゃん、思っていたのに。 読めるなら原書で、と思っていたのに。
昔、小野不由美のゴーストハント1を少女表紙だからと買わなかった体質は今も変わっていやしない。


最後に、原書でおおぉっと思った本。

マルセル・プルースト、失われた時を求めての第一巻、挿画Pierre Alechinsky 2013年10月発行

ソフトカバーだがサイズが25センチ×32.5センチと、縦横は画集を思わせるサイズ。
余白を活かした美しさ。
こちらで画像を覗けます。
http://salon-litteraire.com/fr/marcel-proust/review/1848846-centenaire-proust-un-amour-de-swann-orne-par-pierre-alechinsky


プルースト愛好者に捧げる豪華版だ。飾るための本だよ。うちで額に入れてあげたい。
でもべたべた触りたいな、頬ずりもしたい。
これが似合う家に引っ越さないと。
パリ? 海辺?
本は読まなくても面白い。

 
    




さて現実、今読んでいる本。サガン。
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by mkbookies | 2014-03-01 15:24 | 洋書 | Comments(0)

本泥棒と二十四時間書店の話

横文字なら読めるかも、と村上春樹のカフカを求めて本屋へ。
平台にオーストラリア作家、Marcus Zusakの「The Book Thief」 (直訳 本泥棒)の仏訳があった。
その脇に ロビンスローン(Robin Sloan著 Mr. Penumbra’s 24-Hour Bookstore の仏訳版。
サンフランシスコで24時間営業する古本屋。働きはじめた男は思う。夜勤は客足も少なく夜の警備員のよう。そしてなんだか時代が違う?
本屋中毒の極みでそそられ、原書を取り寄せた。
ここまで本まみれの本なら、本中毒もお腹いっぱいになるかも。



後者ロビンスローンは東京創元社から 「ペナンブラ氏の24時間書店(仮題)」で出版予定。
著者サイト:http://www.robinsloan.com/
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by mkbookies | 2014-02-16 18:12 | 洋書 | Comments(0)