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粗雑なムスメの無配慮な発言

母の見舞い時、宝くじに当たったら、とかいう話をしていた時、つい言葉が出た。
ー あなたの歳じゃもう不意に遺産は湧いてくることもないやろけど。
母82、配偶者健在。私に先に逝けと言うのかと、見るからに顔が怒っている。
私、慌てて説明を加える。
ー 遠い親戚の顔も見たことがないアメリカのオジさんが、パイナップル畑で成功しとって、いきなりその土地を相続した、みたいなそーぞくの話で
ー 土地切って送ってくるんかいな。


母も健在。


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by mkbookies | 2016-04-26 05:26 | つれづれ | Comments(0)

母の見舞いに山を下ると

川を鯉が登っていた。

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by mkbookies | 2016-04-25 13:34 | 徒然 | Comments(0)

そして神戸

転院にくっついて見舞い先も当然変わる。今までは三ノ宮経由。ジュンク堂、そごうの中の紀伊国屋。転院先にはジュンクはない。しかし神戸といえば地下の古本屋コーナー、地上の大倉山図書館。帰神戸3ヶ月目にしてやっと市民図書館カードを作った。

私の転院先選びのポイントは、もしかしたら本屋に結あったのかもしれない。

先日転院先への見舞いの帰り、地下古本コーナーに立ち寄った。高速神戸から新開地に向かうちょっと暗い地下街にある。採光は暗いが卓球場があって音は軽快。雰囲気が昔と変わらずちょっと安堵。
その一店で「JRの高架下行った?」と聞かれた。震災後すっかりおしゃれに生まれ変わった三ノ宮の高架下。けれど中心を離れるとどんどん怪しげでとっても梅図かずおな雰囲気がただよってくる。
「三ノ宮から元町までは行ったんですけれど本屋さんは見ませんでした。その向こうです」
「元町より神戸よりやね。ちょっと暗いけど」
ちょっと? ここよりもっと暗いのか?

しかし怖いもの見たさの古本屋見たさで翌日ついつい出向いてしまう。JR元町下車、前に若いおねーちゃんやカップル(アベックではない)もいるのでついつい強気で踏み進む。すると数十メートルのいかないうちにちゃんと古本屋が。店先に溢れる本、そしてその中の一軒には、

「こんなんうちあるよ」という"それいゆ"。

わー、これ売れるんだ、でも母の本やし、勝手に処分はできやせん。あ、そうだ、母。

その日は母の見舞いが大幅に遅れ、病人のお三時は五時と相成った。
私は見舞いに帰国しているのだろうか。それとも本屋のために帰国しているのだろうか。



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by mkbookies | 2016-04-22 14:20 | つれづれ | Comments(0)

転院先は神戸

おかげさまで救急の状態を脱出し、母が療養メインの病院に転院した。
転院先は「食事も治療のうち。病院食をしっかり食べれ、それ以外のものは主治医と相談すること」とパンフに明記されていた。ので、転院が決まってから救急病院で本人が食べたいものをあれこれ差し入れしてきた。カステラ、羊羹、小ぶりのパン。ジュース、牛乳、水、ゼリー。その度に伝えてきた。次の病院は持ち込み禁止やからね。
病院の布団が重い、手ぇ上げられへん、寝返りがぁ、言っていた母もパンフが読めるまで回復していたので、自分の目で読んで納得していた。
さて転院の日、新しい病院、新しい主治医、心機一転と問診に臨む母。主治医から「質問は」と聞かれ間髪入れずに「間食、持ち込みええんでしょうか」
あなたのポイントはそこかい。
主治医、元の体重をチェックした上で、「なんでも食べて元気になって」
よかったね、母。

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by mkbookies | 2016-04-22 10:41 | つれづれ | Comments(0)

高校内は禁煙です

フランスで高校内は禁煙というおふれが出た。
学校内に設置されたの喫煙室は非合法、というお達し。
さて喫煙者とは?

Very French、高校生である。
フランスは喫煙の年齢制限はない。それでも小学校では吸わせない。中学も禁煙。学校の周りでも吸わせない。しかし投稿生になると。

通常建物の中では、会社もホテルも大学も工場も禁煙になっている。レストランもかふぇもNo Smoking。吸いたい人は特別喫煙コーナーか、路上で一服。社長も工員も出張者も外部業者もみんな一緒。高校生なら、通常路上、学校の前で吸っている。これが非常に"学校の評判"に影響する。良い生徒がほしい高校は特に敏感だ。よって去年から大きくなってきた声が「校内で喫煙を」

ラジオでこの件を討論するのを聞いたことがある。
ー ではどこで吸えというのか
ー反対者は誰なのか
質問者、年食い過ぎ。

しかしもっと年上が多いであろう行政機関は「校内禁煙」と令を下した。
ホッとした。それでもうちの14才がデビューしてないか心のどこかでひっかかる。


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by mkbookies | 2016-04-22 10:18 | 時事 | Comments(0)

助産婦は天使 じゃない

一時期軽いノンフィクション、職場、身の回りの裏話本が続々と出たことがあった。
小学校の先生が書いた連絡帳のコピー、小児科の現場、大統領元愛人。
仮題「い・き・ん・で」、もしくは「いきむのよ」「いきみなさい」、つまり、分娩台の妊婦を前に、助産婦が繰り返す決まり文句がそのままタイトルになっている。
そう、助産婦の現場本。
この表紙でなければ「どいてんか、姐(ねぇ)ちゃん」とも取れる題名だ。
中身は助産婦生活30年の今やベテラン助産婦が、過去目にした出産を思い起こすまま書き綴ったもの。
分娩台でパートナーが妊婦の親友と寝たことを知った妊婦、5か月違いの甥と叔父、生を受けてからこの世を去るまで離れることのなかった双子、母乳の出なかった移民がとった究極の手段、産院に乱入した酔っ払い、たったひとりしか枠のない立ち合い分娩の座を争う未来の祖母VS胎児の父、笑いが止まらなかった分娩室の話。
出産はどこの国でもドラマだなぁ。

でもなぁ、事者の承諾も得ずに患者のプライバシーをこんなに書くかい。さすがに患者の名前はほとんど書いてはいなかったけれど、でも噂話をするがごとく、盛り上がり豊かに事細かに語るのだろうか。
よってこっちは読んでいて、こいつはプロかいと思いつつ、噂好き、おしゃべり好きの女の職場をありありと味あわせてもらった。
患者とおしゃべりして、妊婦に振り回されて、息抜きはコーヒーブレイク。
産めや増やせや、預けや預かれ。フランス女性の活力がどのページからも噴き出していた。
一話一話は2ページ単位だし、軽く読むには丁度いい長さ。フランス女性を知るにはこういうアプローチも手っ取り早いかもしれない。
それに比べて、男たちって言ったらまったく。
でもそのおかげで助産婦はシャンパンが飲めた。
プロ意識はあるにしても、人間性に重きをおいた本。
助産婦だって感情はある。
軽く楽しく読めました。

ああ、アムールと自己主張がこってり混じったフランスだった。





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Sylvie Coche著 原題: Poussez-vous、Madame



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by mkbookies | 2016-04-13 22:42 | 洋書 | Comments(0)