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私の夢は、母を車椅子に乗せて

病院内を散歩すること。

電話で従姉にそんなことを口走ったのが二週間前。
まさか昨日、病院スタッフから「はい、では車椅子に乗ってみませんか」言い出され、「はい、あなた、押してあげてくださいね」言い渡されるとは。

そして3人がかりで母を車椅子にセット。点滴、酸素ボンベ(キャスターなし)を携え、院内から神戸の町並みを見に行った。

夢はもっと軽々と、エレベーターで上下空間を超え、コンビニ、喫茶、風景を満喫することだったのだけれど、そこから帰宅ができることなのだけれど、でもある種叶いはじめているといえば、叶いはじめているわけで。

予断は許せません。
医師から言われて三週目。
母、頑張る。
母、次は美容院に行きたいそうだ。


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by mkbookies | 2016-01-28 08:22 | Comments(0)

3週間遅れ日記

数十年来ほぼご無沙汰していた実家に帰る。
事の起こりは三が日の実家からの電話。
今年はまだ喪中なので、元旦は避けたのね。
番号表示を見ながら取ると、若い男の声がする。
年寄り二人暮らしにはありえない発信人だ。

やばい、なんかあった、
一瞬にしてパニック。

〝もしもし、僕やけど”
それとも海を越えてのオレオレコール?

〝僕、あなたの兄〝

生まれてこのかた、兄からの電話を取ったことなどなかった。近すぎる兄弟なんてそんなもの。
しかし兄も実家を出てもう数十年になっている。
多忙なこと人一倍の身で、なぜに実家に。

〝実はなぁ、おかあちゃん先月の中頃から入院してんねん。ホンマは年末危なかってんけど、みんながあなたにわざわざ連絡せんでもええ、て言うて”

そんなん早く言うて下さい。
こっちは週末。それも元旦の翌日。いつもの旅行会社は完璧に閉まっている。
ネットで航空券を探し始めた。
ー 日が近すぎてお取りすることはできません。
空港に行って直接取るか。
しかしここは超ローカル。
ー そんなの、どうしていいか、私にはわからないわ。
元旦明けに働くおねーちゃんならきっと言う。
ここはそういう国なのだ。
私はなしてフランスにいるの、
あわてつつもネットで暗中模索をするしかなかった。

つづく


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by mkbookies | 2016-01-26 10:39 | 徒然 | Comments(0)