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13人のテーブル 2016 (=12人の作家+翻訳者1名)

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13人のテーブル新刊を読む。
買ってすぐカバーを掛けたので、今年のテーマが「兄弟姉妹」だったことに後から気づいた。
家の問題は、前回の「食」よりとっても重い。
短篇集なので、一番下に連番付きのリストを挙げておく。
12人の作家と、ひとりの翻訳者で囲む13人のテーブルは、前回よりはマジだった。
以下思いつくまま順不同の感想。
※※※※※
唯一軽快だったのが⑨のイギリス娘とフレンチ男。女性だから書ける話。
 女性の夢だね、こういうツレは。

重くないといえば⑧アレクサンドラ・ラピエール 大家族に憧れた一人息子の話、
 これもコミカル。由緒有る家も大変だ。

群を抜いて社会派だったのは⑥ キャリン・ジエベル
 スリラーとも言えるミステリを書く人。
 そしてこれは、マジすぎ。

⑪はとってもけったい。アメリ・ノトン男版?と思っていたら、イケアでタンスに閉じ込められて世界を旅するインド人を書き、ベストセラーになった人の作品だった。日本語にすると間違いなくラノベになる話。この作家の発想はやっぱり一風変わっている。

② 美人の姉、はアメリを思い出した。映画アメリ・プーラン。ちょっと変わったフレンチ娘。

⑫ 完璧な一卵性双生児 連携プレイが芸術的。短い映画を見た気分。

端的な紹介で、申し訳ないのだけれど、このシリーズは日本で翻訳がでてもおかしくないほど、現代のフランスが詰まっている。
ただ、「花の都パリ」のイメージは崩れることこの上なし。

とかくこの世は人の世だ。

※※※※※※※


①フランソワーズ・ドーダン 父(←主人公)・叔父・息子の話。
②ミッシェル・ビュシ 美人の姉
③マキシム・シャッタン 被害者を残さないシリアルキラー
④ステファン・ドゥ=グロオド コーヘン一族
⑤フランスワ・デペノ 詩的に狂気
⑥キャリン・ジエベル 文化における「娘」
⑦ダグラス・ケネディ 新婚夫婦と親と伯母 
⑧アレクサンドラ・ラピエール 大家族に憧れた一人息子の話
⑨アニエス・ルディ ホテルの火災報知機が縁結びになったイギリス娘とフレンチ男 
⑩ナディン・モンフィス バー経営の姉妹とワンコ
⑪ロマン・ピュエルトラス 世界初月に行ったジプシー
⑫ベルナール・ウェーバー 完璧な一卵性双生児





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by mkbookies | 2015-11-25 06:15 | 洋書 | Comments(0)

騒ぎの影で

パリの事件で、他の騒ぎが押されている。
耳に入らない。
知らいないことはいいことなのかもしれない。
ただでさえおしゃべりの多い職場にいるので、平日の日中は時事情報に困らないし。
思いつつも地元のニュースをチェック。

仏独スイス国境近くで、中学生13才が12才を射殺。夕方、下校時の出来事。

ここはアメリカかい。

災難を避けるには、直感を磨くこと。
直感を磨くには、
- リラックスする
- やりたいことだけやる。(やりたくないことはしない)
- 自分に素直になる。
- 明るく、人に感じ良く接する。(敵を作らない)
- ひらめきを大切にする。
それから、なんだっけ。手当たり次第に感謝する、だったかな。
これに「今日も一日謙虚になりたいと思う」と来ると、「波動」まで上がっちゃうよ。(「」内はピーコと愛子のあの世とこの世より)

そんなことに頼りたくなる。

今日も一日元気に過ごしたいと思う。







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by mkbookies | 2015-11-17 15:36 | 時事 | Comments(0)

I Pray for Paris




- Imagine





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I pray for Paris
and TGV


神は、人をあやめろと教え給うたか。
神の名を無体に語ることなかれ。





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追記:
TGVはテロではありません。
時速350KM前後の試運転。
けが人の中に子供も含まれ。
試運転にどうして子供が。

フランス鉄道SNCF、パリに行くのに、鈍行という選択もください。



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by mkbookies | 2015-11-15 09:14 | 時事 | Comments(0)

この冬のパリは寒いそうな

理由: 動物園のクマが、冬ごもり準備を始めたため。

こういう根拠が一番当たるかと。

一方、フレンチ気象局、メテオフランスは今のところ、向こう三ヶ月は温かいと予報を出している。
ここ一週間は小春日和が続いていた。こういう年は冷え込むものだと、世間の意見はクマのほうに傾きつつある。
さて軍配は、どちらにあがることでしょう。

と、言っていられるうちが華。


根拠: FranceTVinfo


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by mkbookies | 2015-11-13 04:51 | 時事 | Comments(0)

今月の本屋さん

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アメリカ ミシガン発 ロリ・ネルソン著 The Life Liste

ここ数年のベストセラーで、気にはなっていたのだけれど、手にはとっていなかった。
もとが英語ならなんで仏語で読まんならんねん。
思いつつも原書を取り寄せるほど思い入れもなく。

先日、本屋でフランス語版を発見。
コレクショナー用、と称し、クリスマスシーズンによく出る新装版。

まずは元が
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フランス語版ではこうなって、
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今回のフレンチ新装版が
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ピンクはページの色。天地、小口だけ。中を開くと普通の白い紙に黒い文字が並んでいる。
それでもこのショッキング・ピンクに一目惚れ。



クリスマス用に、他の本で蛍光黄色、蛍光緑もあったけれどさすがに「大人買い」はせず。
義妹のクリスマスプレゼント用に買ったのだけれど、先に読むかもしれない。
これを世間では小姑根性と呼ぶ。

あと、去年のチャリティ本に続き、
これも購入。

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ちなみに去年のは
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(このブログの2014年11月にいろいろと書いた履歴あり)


人気作家がチャリティで短編を提供、売上を慈善事業食堂に寄付しましょう、という企画。
書く方もチャリティなら製版、出版も寄付。
去年は1冊3食だったのが、今年は1冊4食になっている。
物価は上がっているのだけれど、去年の出版が人を呼んだのか。

まずはまじめに第一話目から読む。
ちょっとしょぼくれたバツイチ男とフウタな弟、そして大学生からニートへと変態した息子の話。
前回食が中心だったのだけれど、今回の一話目は“フツウの庶民”

今年もちょっとずつ楽しんでいくつもり。




あと今、児童をダレンシャンを読んだり、女の子本オレリー・ラフラムを読んだり。
(紫がオレリーの一巻。表紙はフレンチ版)


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そういえばこの夏、学童用のスケジュール帳を買ってしまった。

9月始まりで、365日使える、学校用のスケジュール帳。なぜか日記として使っている。
だって中にもいろんなイラストが入っていて、可愛かったんだもん。

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これを世間ではかまとと、ぶりっ子と呼んだ時代もあったんだよな。

いいじゃん、読みたいんだから。



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by mkbookies | 2015-11-07 16:17 | 洋書 | Comments(0)

大統領の料理人

映画、大統領の料理人を今頃初めて見る。
2012年の映画で、野外劇場でも何度か上映されていたのだけれど、怠惰のため今日に至った。

フランス大統領官邸で、史上初の専属女料理人として料理人に抜擢された女性の話。

ただでさえ上下関係が激しい中に外から突然やってきた女性。
嫌がらせをするシェフ、経費削減、健康管理、疲れ果てて結局は辞職。
その後南極の“食堂シェフ”ポストに応募。採用され一年間シェフを務める。

※※※※※※

嫌がらせもトラブルも、なんだか淡々と描かれていた。これは監督の味か?
アメリカンなわざとらしさがなくてよかったが、メリハリがない気がした。
南極の場面のほうが、のびのび撮影をしていたように見えたのは気のせいか。
実際にエリゼ宮や公的な建物での撮影だったので、羽根を伸ばせというほうが無理な話か。

個人的にはメーキングのほうが興味深かった。
料理の用意をするために、専門家が作っていたのはわかるが、
料理を切り分ける役としてスタントマン(スタントウーマンか)がいたのはびっくり。
裏方のベテラン料理人いわく。
シンプルだろうがなんだろうが、料理は最高級なものを使え。

こんなのを見た後にスーパーのお魚を、それも昨日買ってきたお買い得魚を料理する後ろめたさ。
養殖でも天然でも、魚は魚、ひとつの命と思って大切にいただきます。

おいしい映画でございました。


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と、話を終えたいが、メイキングと映画を通して、一番印象が強かったのはこの物語の元になった初代女性料理人本人、ダニエル・デルブシュ。
もういいお年の方で、お孫さんも大きいのだけれど、老いがない。
物事をきちんとやった人はいくつになっても気持ちが良いほど気迫がある。

あと、ミッテラン大統領役の方、ジャン・ドルメッソン氏、映画としては初出演だったと、メーキングではじめて知った。
予定していた男優が話を蹴り、回ってきた役だった。
本職は文士さんで、アカデミー・フランセーズの会員。そして、ミッテラン大統領が退任時に、一番最後に会見をした人。
シラク大統領に代わられる二時間前に、二時間の会見。
この時も、ミッテラン大統領から突然のご指名がかかったという。
チャンスは突然やってくる。日頃の行いが大事なのね。

苦労もいろいろ見せられたけれど、最後は笑ってほろりの映画だった。


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by mkbookies | 2015-11-02 03:29 | DVD 映画 | Comments(0)