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眠れぬ夜の子守唄

眠れぬ夜によく聞くもの。
外国語の読み聞かせCD。
お話は絵本。

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(上の写真のCD版は持っていないけれど、可愛いから貼り付け)
物語は猫とスゥエーデン男の暮らしが綴られている。
ニワトリを飼ったり、キツネを追っ払ったり、釣りに行ったり、ケーキを作ったり。
ちなみに猫の名前と著者名、Findus Sven Nordqvist で画像検索してみると、カラフルな絵がわんさと表示される。
原語はスゥエーデン語だが、手元にあるのはドイツ語版。
ドイツ語はさっぱりなので、聞いてもまったくわからない。
時々猫の名前フィンドゥスが聞こえてくる程度。
言葉なんて、意味がわからないほうが想像がふくらむもの。
絵本を思い浮かべながら、安らかな眠りにつつまれていく。



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by mkbookies | 2015-06-30 07:10 | 洋書 | Comments(0)

日曜早朝

空気をかき回すような、バーナーの音で目が覚めた。
ゴォォォォ、と5秒ばかりの遠い音。
あ、これは。
アパートの窓を開けると、オレンジ鮮やかな気球が上空に浮かんでいた。
ゆるやかに東の方向へ流れていく。10分位で10メートルばかり進んだだろうか。そこからゆったりと南へと方向を変える。
教会を超え、駅のむこう、トウモロコシ畑や麦畑がが広がる辺りまで行けるだろうか。
思った辺りで気球は静止。
風、とまっちゃった?
気球が高度を上げる。まっすぐ上がっていく。
高度の上げ下げだけは、温度で調節できる。
バーナーを燃やしたのか、まっすぐ、まっすぐ。
そして、静止。
気球は風がないと進めない。
しばらくして高度を下げはじめた。

見ている位置から2キロほど先、あって4キロかもしれない。
眺めていると下の道路を気球回収車が走り抜けていった。
後ろに空のトレーラーを乗せて走るバンだからすぐわかる。
降りるのか?
日曜の朝7時前。車の通りも少ない。
自転車で行ってみよう。

町を出れればすぐ郊外。農耕地に工場、そしてワイン畑が広がっている。乗馬センターもある。
眺めはいいはず。
あたりをつけて自転車をこいだが、いかんせん日頃の運動不足がたたり、町を出た頃は気球はどこにも見当たらなくなっていた。
なにもない場所だとは思っていたが、降りてしまうとわからないものだ。
それにさすがに畑は避けるだろう。郊外に土地はいやほどあるのだし。

体力も尽きたし引き返すことにする。
行きは国道をまっすぐ走ってみたが、帰りはのんびり農道を抜ける。

とうもろこしはまだ1m足らず。これが伸びるともう見通しはきかなくなってしまう。
麦畑はもっと低い。
ハクセキレイが飛んでいく。
コウノトリが3メートルばかりの高さで横切っていった。
こいつら、大ネズミも食べるんだよな。益鳥だ、思っていたら散歩中のワンコに出会った。
毛の長い品のよさそうな洋犬は、こちらの姿を見てとった飼い主にリードを付けられてしまった。
せっかくオフロードだったのに。
すれ違って振り向くと、さっさと引き綱から開放されたワンコがいた。

日曜の朝は静か。雲ひとつなし。
ひとっ飛びした気球は、今頃とっくにたたまれてしまったことだろう。
朝の光は爽快だ。

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by mkbookies | 2015-06-28 16:26 | アルザス | Comments(0)

フランス米系ガス工場の件

部外者である犯人が工場に車で乗り込めた理由は「いつもの運送業者さん」だったから。
犯人の近所の人の証言は-目立たない人だった。
殺害されたのは「運送業者の上役」
妻と姉だか妹も勾留。(関与の有無については未発表)
次の公式発表はフランス時間15h(日本時間の夜10時)

こういう事件があると、北アフリカ系の住人がまた嫌な立場に立たされる。
- 誕生日にケーキ持ってきたんだけど、このご時世、ナイフ持って歩いてたらマジ、しゃれにならん。
と同僚。

こちらの工場はコウノトリが養育場のようにばたばた飛来している。
先日は窓の外に立っていた一メートルくらいのコウノトリと、いきなり目があって腰が抜けるかと思った。
敷地は広い。
パターンはたいがい車で乱入、だが、郊外の工場なんて空からの乱入がとっても簡単だ。
そういえば先日気球が着地にここを使っていた。
幸いなのはここが地の果てのような僻地で、「周囲に被害を及ぼすとは考えられない」と思われていること。

なんだか最近、空ばかり見上げて暮らしている。

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by mkbookies | 2015-06-27 14:50 | 時事 | Comments(0)

駐禁: 平和的解決?

障害者用の駐車上に停めた車が。
これほど効きそうな「駐禁反対」はなさそう。


What Happens In Brazil When You Park In A Handicapped Space




以下つぶやき。

ここ数日、浸っていたのが「フランスの映像を見て日本語にする」というバイト作業。
こういうバイトは好きなお題だと永遠に続けていられる。
昼間はおしゃべりの激しい職場にいるので、会社に行った時も人の話を聞きながらついつい頭の中で変換してしまう。

やり過ぎると歯止めが効かなくなる、とさっさと納品。
今はなんだか脱力状態。
それでも町の中で聞こえる雑談を無意識に拾ってしまう。

普段の調子に戻るのに、一体何日かかるでしょうか。

なにはともあれ、バイトが終わって、机の上もスッキリきれいにに片付けたので、これでやっと本が読める。




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by mkbookies | 2015-06-26 14:25 | つれづれ | Comments(0)

外国人の目で見る国境

先週木曜日から、フランスとイタリアの国境で、野宿を強いられている難民がいる。
約200名。主に戦火に追われて来たエリトリアとギニアの人たち。
人々はパリを、ドイツを、北を目指す。
フランスは入国拒否。
ひとびとは進む術を得られていない。
どこの受け入れ施設もあふれている。
だからどうしたらいいのか。
どこで生きていけというのか。
EU諸国を目指し、ハンガリーからはいる人もいる。

一体どうしたらいいのか。
今に始まったことではない。
こういう問題、なにが一体、できるのだろうか。

※※※
6/16(火)イタリアの赤十字がバスを出して一部の人を移住させた。
イタリアに戻ることに反抗した人もいた。
波打ち際の岩場に逃げた人ひとり。警察は放置。
残っている人、約60名。

数年前にイタリアが「EU諸国パスポート」を発行して問題になった。
けれど他の国でも問題となる要因を、海沿いだからという理由でイタリアだけに押し付けるのは論外だろう。現在の許容範囲ではもう限界だ。
人はどこで生きれるのだろうか。
そう言っている今現在も、海を渡っている人がいる。

6/17追記

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by mkbookies | 2015-06-17 01:47 | 時事 | Comments(0)

「Small Steps(歩く)」ルイス・サッカー著

- 高校を卒業する
- 仕事につく
- 貯金をする
- 暴力沙汰に巻き込まれないようにする。それから
- 「脇ノ下」のあだなを捨てる


更生キャンプを出たArmpit(脇ノ下)くん。高卒資格をとる学校に通いながら、あいかわらず穴を掘って暮らしている。これはれっきとした仕事。時給いくらで働いて、毎日家に帰る生活。目標通り貯金もしている。
そこに更生キャンプ仲間、X線が声を掛けて来た。
「実力派アイドル歌手のコンサート、チケット転売に出資しないか」
ダフ屋をやればがっぽがぽ。チケット代は数倍にはねあがる。
はじめは拒否した脇ノ下。けれどついには巻き込まれ、チケット売買の片棒を継ぐことになる。
転売自体はうまく収まりがついた。X線がチケットをコピーして二重に販売するまでは。

 中盤まではなにもかも思い通りに進むので、コーベンの読み過ぎで読む端から疑ってかかっていた自分が恥ずかしくなるほど純な話、だった。
まん中からいきなり急展開。チケット転売で警察の手が廻り、自分もお尋ね者になる。
一方アイドル歌手は、今までの収益金を、マネージャーに狙われる。
こいつを殺ってしまえば、遺産として大金が転がり込む、と。

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Small Steps Louis Sachar著



ちなみに一作目が こちら。
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(Holesについての過去ログはここ
一話一話リズムもよく、最後には全体が豪快にまとまる。
このシリーズは絶品だ。




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by mkbookies | 2015-06-11 15:00 | 洋書 | Comments(0)

ハーラン・コーベン Found

 ミッキー・ボライターシリーズ三作目。
 とってもアメリカンなバイオレンスミステリ作家がヤングアダルトを書いたら、ファンタジーになった、とでも言えそうなシリーズ。もともと大人向けのメインシリーズ、マイロン・ボライターでも、主人公は情に流されやすいところはあった。過激な暴力も書きながらも、この作家も人の親。四人の子持ち。冷酷を演じきれないのかもしれない。

さて、物語。
 ミッキーはバスケット狂の高校1年生。つい先日から叔父の家から高校に通いはじめた。この学校のバスケ部は結束固い。誰もがそろって幼なじみ。よそ者の入る隙はない。それでもミッキーはバスケをやりたい。やるからには全力をつくす。思いは純粋。チームメートのドーピングをしかけたり、メンバーを転出させようなどとは夢にも思わない。しかしチームは解体しはじめる。

 一方友人エマのバーチャルともだちが姿を消した。彼のフェイスブックにはいきなり子どもと親を引き離す団体のマークが浮かんだ。父が生前関わっていた団体。この姿を消した友人は本当にバーチャルだけのつながりだったのか。

 事件はひとつひとつシビアな展開をみせる。しかしミッキーが入ると、話はどこか甘い性善説になっていく。いきいきした友人たちが和やかな雰囲気に輪をかける。ミステリのくせにどうしてこんなにファンタジーな読後感があるのだろうか。

※※※※※
 
 三部作だったのね。
 ラストの20ページほどからページをめくるスピードがあがっていった。
 一冊目からの謎が一気に解かれ、ジェットコースターのスピードで一件落着していったこのシリーズ。読み終わって一息つきながら、それでも思う。次作が読みたい。
脇役キャラ、エマとスプーンにはまた会いたいうよぉ~。
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Harlan COBEN著 FOUND 2014年出版
シリーズの公式サイト⇒ ミッキー・ボライター


ハーラン・コーベン過去記事
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by mkbookies | 2015-06-09 03:57 | 洋書 | Comments(0)

コルマール マラソン

観光地に住んでいる。
町の名前をググるだけで、あちらこちらの写真があがる。
が、これははじめてだった。
第一回この街マラソン。 

走れわが町
そうか、地域の紹介方法に、こんな手があったのだ。


しかし、なにはともあれ、このスピードは私には出ない。


フランスのマラソンといえばパリマラソン、モン・サンミッシェル、そしてボルドー。
ボルドーは飲酒マラソンとしてとっても有名。
けれど飲酒マラソンはなにもボルドーだけには限らない。
飲むに飽きたらず、飽食を目指すグルメマラソンも存在する。

けれどどれもマラソンなだけあって、距離が半端ではない。スピードも問われる。(基本的には)

景色を楽しみ歩いて廻る、美味しいものは食べたい、という人にはマルシェ・グルモンド。
そういうものがあるのは聞いていた。
ふと思ってネットで探してみると、このアルザス地方だけで今年60ちょい開かれる。
2015年アルザス地方マルシェ・グルモンド
クリスマスマーケットで有名な街、ワイン畑の町、あの町この町、あのレストラン。


素朴でよろしいかと。

わたしにはこのペースのほうが見ていて酔わない。







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by mkbookies | 2015-06-04 14:18 | アルザス | Comments(0)