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再度 ウォルト・ディズニーとの約束 SAVING MR BANK

前回いい忘れたこと。

アニー ローズ バックリー (Annie Rose Buckley)メアリー・ポピンズの作者の幼少時代を演じたオーストラリアンガール。

彼女を目当てに見てもよし。


メリーポピンズにまつわるビデオリンク。

https://www.youtube.com/watch?v=Nb90ZB8qsHk

公開にあたっての記者会見。
エマ・トンプソンはエマ・トンプソンで、トム・ハンクスはトム・ハンクスに見える。

そして撮影最終日のスタジオにて。



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by mkbookies | 2015-02-24 15:29 | DVD 映画 | Comments(0)

ウォルト・ディズニーとの約束 SAVING MR BANK

メリーポピンズの新しい映画があるとは聞いていたが、「ディズニー」といいうことなので見ていなかった。
くまのプーさんを変身させた業界にはあまり近寄りたくはなかったのだ。

星の王子さま(http://p.booklog.jp/book/94728/read)が火山の掃除をする場面から、煙突掃除を思い出し、煙突掃除といえばメリーポピンズだよな、と検索してみて、
あの映画がディズニーだったとをはじめて知った。
そして新しいメリー・ポピンズは、ディズニー「製作」ではないこともはじめて知った。

オーストラリアでのドキュメンタリーが発端、BBCが後押し、それでも結局最終的に必要だったのがディズニー社との交渉。
脚本や内容に大きく干渉すると思われていたが、ディズニー社は重役会議の末内容にはノータッチ。メリー・ポピンズ製作時の実際の録音や資料を提供。ディズニーランドやスタジオを中心としての撮影となった。
ウィキペディア、ウォルト・ディズニーとの約束より)



ふぅん。
根っからのディズニー、じゃないのね。
エマ・トンプソンだし。
結局ゲットし、その直後にインフルエンザもゲット。四日間ダウン。
ダウンしながらも見た。
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- こんなスノッブなバンク夫人は却下。この時代に働いてなかったからといってどうして裕福だといえるのよ。
- 父親は家を省みなかったって? そんな冷たい人物じゃないのよ。
- アニメはいやよ、アニメは絶対にやめてね。

 ディズニーが映画化するにあたって、原作者が脚本、設定、セット、音楽のすべてに反対の意を表明する。

- こんなアパートなわけがないじゃない。うちのドアはピンクで、窓には花が飾られてるの。

- 納得いかないものには映像権は渡さない。契約書には絶対サイン、しないからね。

- どうしてバンク氏にひげが生えてるの。ヒゲはいらない。

 頑固な著者の頑固な態度。
その土台になるのは大切にしてやまない登場人物たちへの想い、そして作者自身の思い出があった。
 

 幼少時代と映画化交渉の話が交互に進行していく。
 優しかった父親、馬を駆ったオーストラリア、オーロラ。
 父親は、子どもたちには優しい、けれどアルコールがやめられない人だった。

映像権をもらえるかどうかは著者にかかっている。
それでもスタッフは答えるしかない。
- ヒゲは、ウォルト・ディズニーの案なのです。

ウォルト・ディズニーVSメリー・ポピンズ。

どちらも譲れない線がある。
なぜなのか。

偏見にまみれて、劇場で見なかったことが悔やまれる。
ぜったいに大きな画面でみるべき映画。


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by mkbookies | 2015-02-23 15:54 | DVD 映画 | Comments(0)

ジェフリー・ラッシュ

「英国王のスピーチ」を見てから、ジェフリー・ラッシュの出演するDVDをを探していた。

- Book thief やさしい本泥棒
 
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これの映画化版。
里親先のお父さん役。
本を読んだ時には愚鈍にして実直な父親をイメージしていたが、ジェフリー氏だと鋭才にして実直、という感じがしないでもない。
でもいいお父さん、でいい話。

 内容は赤狩りで逃亡する親から里子に出された女の子、リゼール。いっしょに生活するはずだった弟は道中、死神が連れて行ってしまった。
駅で埋葬された時、リゼールが葬儀人の落とした本を拾う。埋葬の手引。これがリゼールにとってのはじめての本となる。
- これは子どもの読む本じゃないだろう。
里親のおとうさんはそういいながらも、リゼールとともに、一言一言、ゆっくり読みすすめていく。
 
 二冊目の本は ナチスの焚書の焼け残り。

そして次は、里親の指示で洗濯物を届けに行った先のお屋敷で、夫人が書斎へと通してくれた。
ここにきて読めばいいわ。

夫人がいるときは好きなだけ本が読めた。
けれど、あの人に読ませてあげたい。

うちの地下に隠れている、あのユダヤ人の男の人に。


第二次世界大戦のドイツでの話。




それからもう一作、
- La migliore offerta 鑑定士と顔のない依頼人

これは名鑑定士が、家の財産の鑑定を頼まれ、いつしか姿を見せない依頼人から離れられなくなっていく話。

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感想:
どちらも見応えのある映画。

ジェフリー・ラッシュが幸せになる映画が見たい。


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by mkbookies | 2015-02-23 14:07 | DVD 映画 | Comments(0)

でんでんむし

星の王子さまって、児童書の割には出てくる動物がヘビだとか、キツネだとか、ボアだとか猛獣だとか、
どうみても子どもにコビる本じゃないよなぁ、思いつつ本屋の児童書コーナーを見ていた時目についたのがこれ。

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ノロいことも大事なのだとまなぶかたつむりの話。

「ラブ・ストーリーを読む老人」や「カモメに飛ぶことを教えた猫」を書いたチリの小説家、ルイス セプルベダが2013年に書いた本。
たんぽぽの国に住むかたつむりが、どうしてワタイはこんなにのろいの、と疑問に持ち、解明しようと進みはじめた話。
アリに聞いたりミミズクに聞いたり。そうこうするうちにショベルカーに会う。
ショベルカーは口をきかない。
口をきかないが接近してくる。

中身は児童書コーナーが似合う、正しい児童書だった。

(勝手に和題)ノロいことも大事なのだと知るかたつむりの話
(Luis Sepúlved著「Historia de un caracol que descubrió la importancia de la lentitud
上のはフランス語版 Histoire d'un escargot qui découvrit l'importance de la lenteur」
ラテン系の言葉って似てる。。。)


そして次に何を読もうかな、かんがえて、まだでんでん虫から抜け切れずこれを。
「カタツムリが食べる音」 エリザベス・トーヴァ・ベイリー(Elisabeth Tova Bailey)著
(原題:Sound of a Wild Snail Eating  )

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ヨーロッパをちょっと回って帰国したら、神経をむしばむウィルスにやられていた。
体が自由にならない生活の中、友人がかたつむりをプレゼントしてくれた。

かたつむり?

家から出られない日々なのだが、かたつむりはベット脇においてあるスミレの鉢をすみかに、あちらこちらに歩行をはじめる。
夜行性のかたつむり、朝起きたら手紙やラベルが四角い形に喰(は)まれている。
きれいな色が好みらしい。

移動も自由にできない病人と、体の割には行動力も食欲もある、ちいさなかたつむりの同居話。
古風なざらざらしたページの端々に、パステル調だがリアルなかたつむりの絵がある。
でんでん虫の嫌いな人にはきっと向かない本だろう。

わたしはかたつむりは生きている分にはこわくはないので、
どこかに小さな四角い穴が空いているかも、おもいつつわくわくページをめくっている。


デンデンムシを二冊を読んだら次はおそらくホーキングデビュー。
理論物理学者、スティーヴン・ホーキング博士著の「George's Secret Key to the Universe」
またもや児童書。
けれど物理も天体も素人にとっては、とっかりになる話だと思いたい。
話は、飼いブタ行方不明事件からはじまる模様。


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※※※※

そして宇宙つながり。
こんなのやってます:

絵のない絵本、「星の王子さま」
バレンタインディから一ヶ月、訪問してくださっている方へ。

http://p.booklog.jp/book/94728/read

読みたいエピソードだけ拾い読みできる目次つき。

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by mkbookies | 2015-02-18 06:06 | 洋書 | Comments(0)

一ヶ月公開

おとなになってからの絵のない絵本、「星の王子さま」
バレンタインスペシャルで、訪問してくださっている方に、一ヶ月間公開です。

http://p.booklog.jp/book/94728/read


目次で読みたいエピソードだけ拾い読みすることも可。









訳の著作権はあるので、コピー使用は違法です。



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by mkbookies | 2015-02-14 12:31 | | Comments(0)

高慢と偏見

「おぉ、ミスターベネット、ミスターベネット」
BBCのドラマ、ジェーンオースティン原作の「高慢と偏見」を見なおしてから一ヶ月はたつ。見るごとに落語のように同じ所で笑い、ブリジット・ジョーンズのように同じ所で繰り返し(これは嘘)、メリハリのあるドラマだと思っていた。エマ、マンスフィールドもBBC作ではじめて最後までストーリーを知った。
登場人物がおおくて時々わけがわからなくなるけれど、おもしろいじゃん、ジェーン オースティン。

と、落ち着いてから一ヶ月。
今でもふと浮かぶ声がある。
「ミスターベネット、ミスターベネット」
「高慢と偏見」の母親の声。
第一印象はなんて嫌な女、日和見主義で主義一環つぅものはないのか、思っていた。
「台本を開いた途端あの声が響いてきたの」
原作、脚本、編集構成に輪をかけて女優さん、ブレンダ・ブレッシンの存在感。
BBCが撮るとなってエリザベスは誰がするの、ダーシーは誰がやるの、とかなり話題になっていたらしいが、この母親役は穴馬だわ。
演劇に無知な分、楽しみ方もあるものだ。
日本に来た外国人が、キャスターの素っ頓狂な声にハマるようなものなのか。

今度見直すときは、母親役を観察してみようっと。


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ここまで書いて思い出した。
あのおかあちゃん、アガサ・クリスティの登場人物オリヴァー夫人のイメージそのまま。
回を追うごとに髪も帽子もどんどん派手になる個性派脇役。
そうか。私はもともと、ああいうキャラが大好きだったのだ。

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by mkbookies | 2015-02-13 13:32 | DVD 映画 | Comments(0)

バレンタイン用のブツ、準備中

現在、宮部みゆき氏の「ぼんくら」「日暮し」「おまえさん」を読みかえしながら、「星の王子さま」を読んでいる。

「星の王子さま」は、小学校低学年あたりで手にとった記憶がある。
「外交官」という言葉をこの頃覚えた。最後まではたどりつけなかった。

 七才そこらでは「なにこれ、よくわかんなぁい」と、帽子の絵だけが鮮明に印象に残っていた。
 その後何度か見かけたけれど、今になってこう思う。
 この本は、子供の頃にざっと読んで、あとは思い出した時に読みたいところをポツポツと読む本なのだ。
 年とともに身につけた偏見を見直すために。

 サン=テグジュペリは軍の志願を断られても、操縦士にさせてもらえなくとも、目標を見すえて自腹で飛行士になった。機体を破損させ飛行禁止を食らったりもしたけれど返り咲き、自分で赴任先を勝手に変更して前線についたこの飛行士、飛行しながら何を思っていたのだろう。

 齢をとらなくなって70年、著作権も切れてしまった。“Le Petit Prince”はこれぞと訳が出た模様。訳したい気持ちはよくわかる。けれど、もう言い尽くされたことだけれど「星の王子様」という題名は名訳だ。1953年、岩波書店から出版された時につけられた題で、訳者は内藤濯氏。そういえば小学生には訳者の名前が読めなかった。あろうさん、というそうな。もう一度この人の訳で読んでみたい。
 蛇足ながら内藤濯氏の訳にはまだ著作権がある。つまり訳のコピーは違法。そしてこのサイトフランスのサン=テグジュペリも、サイトとしての著作権がある。また、登場人物のLe Petit Prince(王子)もRose(ばら)も、その他の人々も登録商標済み。本と別に売るには権利者の許可が必要だ。おまけにこの国、おフランスは「法律を知っていることを前提とする」で攻めてくる。知らなかったでは済ませない。高飛車な国おフランス。地理学者からおすすめがあった「地球では、今もいろんな事情が交差中。
 そんなこととはつゆ知らず、王子は今頃何をしていることよ。

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by mkbookies | 2015-02-11 15:07 | つれづれ | Comments(0)

じんせいにたいせつなことはすべてふらんすの銀行でまなんだ

ここはホントに文明国か。
ことあるごとに思わせてくれるのがこの国の銀行。
「発言の自由」を誇る国だが、窓口、担当者、規制もなくよくしゃべる。
私語ではない。

 - あら、外貨の引き渡しははじめてよ。どこにあるのかしら。

おいおい。

まだまだ聞こえる不思議な話。

- 二週間前に顧客からあった外貨注文を放置する。 (よって期日に外貨は用意できず)
- 外貨があったらあったで、法外な安価で提供。
- 一桁の九九を間違う。

- 行内ミスで、顧客の給与振込を却下。
- 契約書のどこを読んでも記載がない手数料を、後出しで取り立てる。
- 銀行の不手際で生じた手数料を顧客に払わせる。

- 顧客の海外送金を拒否。顧客から督促があっても、「まだやってないのよ~」で済ませる。4ヶ月程度の放置は屁の河童。
- その期間で外貨が下落したと顧客に怒鳴りこまれると、「そんなのはした金だ」と断言する。
- これがはした金なのね。太っ腹ぁ、すっごーい、さすがぁ。差額を銀行負担で送ってね、と顧客におだてられると送金する。
- 口座を閉める時、残高の端数は切り捨てる。顧客には返さない。

- 顧客の電話に出るか出ないかは行員が決める。
- 「折り返し電話を下さい」と伝言を残すような顧客は放置する。
- しつこい客の電話はワン切りで返す。(鼻先で切る)。そして電話線を抜く。
- 実はこのワン切り対応、接客中の電話の出方として「社則(行則?)で決められている事項である。

こんな騒動は氷山の一角であり、ほんの小手調べにすぎない。



ちなみに以上、「特定の銀行」では決してない。
そしてなぜかどこの銀行も、営業さんは同じことをいうのだ。
- うちの銀行は世界一です。

さすが独自の表現の自由を誇る国。

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by mkbookies | 2015-02-05 04:42 | つれづれ | Comments(0)

ビヨンド サイレンス

b0321934_14223435.png静けさを越えて、静寂を越えて。原題、Jenseits der Stille。
1996年のドイツ映画。

耳が聞こえない両親を持つ小学生。
日常の会話は手話。
聴力があるので親の通訳を務め、銀行との金策にも学校での呼びだしにも、彼女の仲介は欠かせない。
宿題をしないと先生が言っても、この通訳さんは都合のいいように話の辻褄をあわせようとする。

気むずかしい父は実の家族との確執があり、できるだけ交流を避けようとする。
それでもクラリネット奏者の伯母(父の姉)が少女に音楽を教えようとし、父の意に反して娘は音楽の路を歩んでいく。

 才能を買って公立学校で音楽教師をつけてくれようとするあたりが個人的には羨ましい。
英国労働階級をえがいたバレーの映画、ビリー・エリオットも先生が見込んでくれたっけ。

 と、娘はクラリネットとともに成長し、音大(コンセルバトワール)受験の準備に一夏をベルリンの伯母の家ですごす。伯母の家庭のいざこざにまきこまれながらも、耳が聞こえて当たり前の環境で生活をする。
それも大きな街だ。目につくモノがなんでも面白い。
そんな中、ふと町で手話で会話する親子(?)を目にする。
ついついその後を追い、聾学校での出会いとつながりる。


家族のつながり、やりたいこと。
いろんなことがつまった映画。

※※※※※

手話は『フォー・ウェディング』(Four Weddings and a Funeralでもあった。
日本でもときどき見かけたのだけれど、そういえばこちらではあまりみない。TVで時々手話通訳がついているくらい。
フランスは「手話ができると唇を見て読み取る努力をしなくなり、健常者との交流ができなくなる」とのことで、長い間禁止になっていたそうだ。
あの止めどもない早口を見て読み取るなんて、一体誰ができるんだろう。


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by mkbookies | 2015-02-02 15:07 | DVD 映画 | Comments(0)