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ずっと後回しにしてきた本

ずっと後回しにしてきた本が、とつぜん回ってきた。
「アンネの日記」
そして、ずっと棚置きにしていた本をやっと手に取る。
「夜と霧」

物見遊山な気持ちが消えてから読もう。
好奇心では接しない。
いろいろ言い訳をつけて今まで開かなかった本。

週末が一気に過ぎる。

読んだところで今は放心状態。




以前ダッハウに行った。
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by mkbookies | 2014-03-26 17:02 | | Comments(0)

併読本

下の「媚薬」を少し追加。
スイスでしがない移民として暮らす料理人。このまま真面目にしんみり路線で行くのか、ドンファンになるのか、展開がちょっと楽しみ。

実はこれと並行してもう一冊読んでいた。
ケイト・アトキンソンの 「Life After Life」第二次世界大戦前、裕福だけれど質素な家庭のカップルとその子どもたちの話。
カップルの3人目の子供が生まれる、と思ったら雪で助産婦が来れない。
難産だ。
暗転。

カップルの3人目の子供が生まれる、と思ったら雪で助産婦が来れない。
難産だ。
けれど運良く助けが来て産声があがった。

あっという間に5年が過ぎ、赤ん坊は大きくなり、また次ができた。子どもたちは浜辺に遊びに行く。
波が迫る。
暗転。

運良く通りかかった人がいた。
荷物のように抱えられて帰ってくる子どもたち。
そして。

過去と現在が波の満引きのように繰り返し繰り返し書かれている。

私事だが今まで栞を使ったことがなかった。
多少の本なら中断しても、パラパラめくって好きなところからまた読みはじめるのが常だった。
けれどもこう何度も過去と現在と誕生と再生を繰り返されてはどこまで読んだか確信が持てなくなり、頭がこんがらがる。
とりあえず栞ははさんだけれど、本腰を入れて読まないと頭が時空の旅酔いをする。
結局ケイト・アトキンソンは一時取り置き、スイス(媚薬)をメインで読んでいる。
副読本は千夜一夜勤務ものがたり。こいつは蝸牛の歩み。けれど読みはじめるとやめられない。

ちなみにケイト・アトキンソンの表紙はこっち。
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ジャケ買い。

裏はウサギ。

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by mkbookies | 2014-03-19 04:24 | 洋書 | Comments(0)

媚薬

先日の日記に書いた媚薬のケンタリング、読みはじめる。
ドイツの話だと思っていたらスイスだった。インドではなくパキスタンでもなくスリランカ。(地理がわかっていない)
先日のブログを修正。
お笑い調子だと思ってページをめくると食堂かたつむりが広がっているし。
まだ読みはじめたばかりなので、この先どうなるかはわからないけれど、今のところはしんみりと読んでいる。
このタミル人の調理補助師は、おばあちゃんから学んだ料理の技で、これまた手の込んだ料理をしはるんですわ。
職場のアイドルスイス人をアパートに招待し、前菜、カレーでもてなす。作る過程も細かければ、食事の風景も会話も繊細。
フォークもナイフもいらない、床に座って指でディナー。

じっくり紹介したいのだけれど、きっとどこかの誰かが原語から、雰囲気のあふれる翻訳を編み出してくれるだろうから、
こちらはまずは読む方に専念させていただこう。

香辛料をちりばめて、ガスと素朴なオーブンで時間をかけて料理をしたくなる。
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& ドイツ、千夜一夜勤務物語。これも読みかけ。
まだ第二話がおわったところ。(当然終わりは“続く”)
なんとか今日もクリアした、やった~と狂喜する主人公。
家族をレストランへ、と思ったところに娘が言い出す。
- 英語やってもいいって約束してくれたでしょ。バスケットも。
金は天下の廻りもの。先立つものが入ると、明日は約束してくれるだろうか。

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by mkbookies | 2014-03-17 14:24 | 洋書 | Comments(0)

ディナーに媚薬を

本屋でそそられ本

マルティン・ズーター著 料理人 
(フランス表紙)

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(ドイツ原書)


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裏表紙にある紹介文を斜め読み。

スイスへ移り住んだタミル人が、ケンタリング、家で食べられる家庭料理屋を開業。カップル用に媚薬を盛り込み、話はややこしくなっていく。

インド半島をネタにしたコメディ小説では、フランスではIKEAに釘入りのベットを買いに行き、パリからロンドン、ロンドンからバルセロナへとたらい回しになる修行僧の話があったが、これはそれの元祖版? 
(Romain Puértolas著 L'extraordinaire voyage du fakir qui était resté coincé dans une armoire Ikea-イケアのタンスに閉じ込められた修行僧の世にも不思議な旅の話
それともそういう話は常識レベルなのだろうか。

読むか読まないかは不明だが、けったいな本があるものだと、なんだか本屋でじっくり考えさせられた一冊。
図書館で探してみる。

ちなみにイケアの修行僧の本の表紙はこれ。
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表紙も派手だが中身も派手。


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by mkbookies | 2014-03-09 05:21 | 洋書 | Comments(0)

子供の時ワルシャワにいた

先日読んだワルシャワ物語の同じ著者、処女作を読む。
自伝。
オルガの話が実体験をベースにしていることがよくわかる。
親子三人の穏やかな暮らしからとつぜん(8歳にとっては突然もいいところ)自分の住所がゲットーになってしまう。食料は配給制で、親が不意に帰ってこなくなる、離ればなれになる、人の家を点々とする暮らし、いつ終わるともしれない戦争。ユダヤ人であることを隠し、学校にも通えず、ひたすら家事を手伝う日々。

終戦からしばらくしてフランスに身を寄せるのだけれど、フランス語はわからない。
学校はかなり下のクラスから始める。
ちんぷんかんぷん。
言われるがまま写す日々。
それが不意に霧が晴れたようにわかるようになり、あとは月ごとに学年を駆け上がっていく。
ステイ先は早く学校を終えて働けというけれど、とにかく勉強がしたかった。
勉強していい職につくのだ。

ゼロから歯医者の資格を取り、歯科矯正医になった女性の話。
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Larissa Cain著 J'étais enfant dans le ghetto de Varsovie
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by mkbookies | 2014-03-09 04:47 | 洋書 | Comments(0)

こんぼい えくせぷしょなる :全長110メートル特別輸送

はっきり言いましょう。
私にはわかりません。
なんで6日もかけて港に運んでいるのか。
近くにも運河があるのに、国道を時速4キロ~20キロ(予定)で進むのか。
二車線閉鎖、予定遅延。
それでも進むオブジェがある。
縦9 m横6 m高さ 5,70 m 390 トンのガスタービン!?
キャラバン全長106メートルだか110メートルだか。ここまで来れば4メートルなんて誤差じゃない。

地方紙リンク写真&地図付き
http://www.lalsace.fr/actualite/2014/03/06/deuxieme-etape-pour-le-convoi-exceptionnel-belfort-strasbourg#jimage=08FF54A7-FC23-4E70-BC5A-C4B6597615BE

見物人風景:
http://www.lalsace.fr/actualite/2014/03/06/un-convoi-tres-exceptionnel-et-a-tres-petite-vitesse-de-belfort-a-strasbourg
フツウはネズミ捕りのメッカの国道。
仕事先ではこの話題がひっきりなし。
通勤/帰宅の地域と重なっている人は真剣に道路状況について神経をとがらせている。
- 予定通り進んでいないのね。残念だなぁ、反対車線ですれ違えないよ。
- 帰りにちょっと家を通りすぎればすれ違えるよ。
- そこからUターンして帰るとコンボイの後ろにつけるし。

通行止め、交通規制。
季節外れのツール・ド・フランス。


どうしてそこまでして運ぶ。

こうなるとわかっていてどうして僻地で組み立てた?
まぁ、どこでも作れるシロモノではないのだろうが。
事実は小説よりも奇。
こんな話、小説にしても現実味なさすぎ。
明日、見に行こうかな。

君の行く道は果てしなく遠い。

フランスで一番訪れたい町№1に向かうビデオがあった。


いいねぇのどかで。


土曜日 追加
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by mkbookies | 2014-03-07 04:52 | アルザス | Comments(0)

乱読雑読読みかけ中

バスの中: 本泥棒(オーストラリア)
寝る前:  Manoir2(フランス児童書)
一番メインの余暇の時間:
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節操が無いったらありゃしない。
それもドイツ語、紙辞書をいちいち引いての読みかた。
一日一段落が目標。
でも不思議と軽く1ページ進める本。

閑散期の工事現場で、移民労働者は解雇通知を渡される。
-中国人とトルコ人を切ります。
-中国人なんていないじゃないですか。
-だから言ってるんだよ。
そんな状況の元で仲間とひそひそ話をしていると、責任者が口を挟んできた。
-何の話をしているんだ。マって聞こえたぞ。
-マ-。。。
-マー
-マァ
-マーダー(殺人)か
-そうそう、マーダー、マーダー。
話題をつないで首をつなごう。主人公は一生懸命でっち上げの話をはじめた。
-容疑者になっちゃって。 

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by mkbookies | 2014-03-05 14:40 | 洋書 | Comments(0)

出勤率

一週間有給をとった。
一週間プラス週末前後2日ずつ。
フランス語は「これ頂戴、あれ頂戴」くらいしか使わなかった。
これじゃ月曜はどうなるだろうか、少しは怖気づいたがなんとかなるもので、
しゃべりはしゃいで仕事をする人たちが集う職場、否応なしに引き戻される。

学校の2週間スキー休みと重なり、休んでいる人多し。
古い有給は4月末で消滅します、と会社側から発表があり、通常以上に休んでいる人が多い。
有給を耐え忍んで消えるに任す、なんて考え方はフランスにはない。
休んで遊んで片手間に仕事。
こんな生活をしていたら、社会復帰はできないわ。
思う一方、少し考える。
どこに社会復帰をするというのか。

どこに。
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by mkbookies | 2014-03-04 04:33 | アルザス | Comments(0)

ゲットーから抜けだして

タラ・ダンカン11巻、入庫したので図書館に借りに行く。
ついでに目に入ったのがこれの続編。
第一巻、読み終わるやいなや速攻で、人混みの中を返却しに行ったくせに、性懲りもなく続編を借りる。
(その話はこちらの2013年11月29日あたり)

表紙は一巻が左、二巻が右。続編であるとひと目でわかる。
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開くと、前回の脇役だったピアノを弾く女の子がメイン。
うーん、読むかなぁ。

児童書巡りのついでにもう一冊借りてくる。
ワルシャワのユダヤ人の話。
1940年、ポーランド、ユダヤ人がゲットーに集められる。
周りから高い塀で隔離された小さな地区。
大人は毎日強制労働に駆り出され、食料は一ヶ月分が配給券で支給される。
まったく足りない。パンがない。
学校もないけれどおなかがすいた。これといってすることもない。12才のオルグ(男の子)はある日、外からパンを手に入れて来た男の子を目にする。
両親に妹に、やわらかい白パンを。美味しいものを食べさせてあげたい。
オルグはゲットーを抜け出た。
それが家族と最後の別れになるなんて。
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ユダヤ人であることを隠し、寝る場所、スープを求めて「なんでもやります」と住み込みの仕事を見つける。
安住するかとおもいきや、ゲットーに火が放たれたと聞き、矢も盾もたまらず駆けつけた、
けれどなにができることか。
消防もナチスに阻まれ手が出せない。
呆然としている中、果敢に逃亡するユダヤ人の群れが目に入る。混乱に紛れ、オルグはトラックに乗り込んだ。
遠く離れた場所に運ばれ、行き先のないものが肩を寄せ合う中、ドイツに歯向かうことを決意する。
森で仲間と学んだ銃撃戦、近くの村も的か味方かわからない。
戦局をに耳を澄ましながら、まずは厳しい冬を越すことを考える。




どこへ行ってもなんかとか受け入れて貰えそうな場所を見つけるオレグ。
けれどワルシャワの自由開放を目指し、突き進む。
目的を見極め、達成するということは、こういうことをいうのだろう。



作者は女性。1940年、8歳でゲットーに移住させられたが、レジスタンスの伯父に助けられ脱出。1944年 ワルシャワ蜂起に参戦。終戦後、家族をなくした作者はフランスへ移住。

学業の後歯科医を勤める。
1978年からゲットー、ホロコーストに関した活動を開始。いくつかのアソシエーション活動も行っている。

著作:
1997年 J'étais enfant dans le ghetto de Varsovie (
直訳:子供の時、ワルシャワのゲットーにいた
2003年 Ghettos en révolte. Pologne, 1943(
半直訳:1943年 ポーランド ゲットーでの反抗を発表。
     De Varsovie à Paris       (
直訳:ワルシャワからパリへ
2013年 
Helena retrouvée半直訳:ヘレナとの再会)

本編は2006年に発行。
L'Odyssée d'Oleg Lerner」 Larissa Cain著



児童書とはいえ、ここまで読めたのは、Kinderzimmerのおかげかな。
しかし、戦時中は学校にも通えず、ポーランドから出てきて中高生になってからのフランス語。それで歯医者の資格を取得。
「ワルシャワからパリ」を探して読んでみたいと思う。

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by mkbookies | 2014-03-02 16:52 | 洋書 | Comments(0)

フランスとドイツの国境で

イタリアに、ヘリで山頂におろしてくれるスキーツアーがある。
ベテランであること、研修を受けること、セキュリティは、といろいろ難し条件があるが、200ユーロ、二万ちょっとでヘリで運んでくれるなら、スキーマニアにはこれほど嬉しい事はないだろう。
それも新雪。山は広大。
スキーもいろいろあるものだ。
思いながらニュースを見ていた。

話変わって独仏国境。
ドイツから飛ばしてくる車をいちいち警察が停めたらしい。総数18台。
「今回は切符は切りませんが、気をつけて下さいよ、ここはフランスです。アウトバーンではありません」
気をつけた車が12台、警察を後ろに再度飛ばした車が6台。
その先にはスピード違反のカメラがあった。

世界は小ネタであふれている。





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by mkbookies | 2014-03-02 05:00 | アルザス | Comments(2)