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ウンターリンデン開きました

クリスマスは手ぶらでは迎えられない一族行事。

手ぶらでは参加できない。参加しようとしまいと、手ぶらでは越せさせられない三日間。
義母に義妹に姪っ子に、プレゼントを捜す。
特に先日義母から頂いたクリスマスクッキーはさっさとその日に平らげてしまったので、感謝の意もとってもフレッシュ。
このために仕事を一日休んだ。
この態度は自分でも信じられないが、親親族、子供のために国をあげてプレゼントを探す人混みは、日を追うごとに殺気立っていく。避けれるものなら避けたいのだ。

時機を平行して近所の博物館&美術館が二年以上の改装の末、再オープンした。

長い間、工事中で迷惑をお掛けしました。
「この木曜、金曜日は市民に限りご招待」
そんな招待状が町の無料誌にくっついていた。
よかった紙ゴミに直行させなくて。

平日の朝なんて、引退したご老人ばかりだろうな、思っていたら案の定。自分がとっても若く見える。わーい。

千年近い歴史のある建物は中身が白く塗りつぶされ、塗装の匂いがフレッシュ。まだ工事の作業員がうろうろ。中身はまだまだ工事中。

遅れに遅れた工事は招待状を出した末にやっとの見切り発車。

- ここはどこに続くの?
- 上、行き止まりだよ。

誰もが初めて訪れる改装初のご招待。
みんな右往左往。
- この上が川だよ。
昔あった伝説の地下道も改装された模様。
白い壁の中に以前見慣れた絵画が並ぶ。
- 新しいのないんだね。
- まだそれどころじゃないんでしょう。

白い壁が目につく大昔の修道院。
今週末には一般公開がはじまる。
観光客にも、少し早めのクリスマスプレゼント。

美術館の後はなんとかブツを揃えられた。
あとは24日を待つのみ。

思っていたら、夜中に14才が冷蔵庫を開ける。
あの、そのサーモン、クリスマスディナーなんですけど。
今年も無事に年が越せたらいいな。





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by mkbookies | 2015-12-11 15:47 | アルザス
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