タグ:徒然 ( 59 ) タグの人気記事

恩田陸 ブラック・ベルベット 読みかけ。

実家の海っ側の道路では、古くなった水道管の取替工事がはじまった。ドリルで穴を開け、ショベルカーが大活躍。
山っ側の隣家は、住人が二階に上がれなくなったため、庭をつぶして寝室を増築中。チェーンソーやトンカチの音が鳴り響く。
実家の住人は耳が遠くなって久しい。

三方大円団 。


※※※

恩田陸氏のブラック・ベルベットを図書館で借りる。
私にとっての(ほぼ)恩田氏デビュー。
ふぅん、トルコ、、イスタンブール黒い苔に覆われた身体かぁ。
読んでも読んでも乗り切れないん
どぉしてこの人が人気あるんだろう?
思いあまって検索すると、
どうもこれはシリーズの中の一冊で、キャラ読みすべき本だったらしい。

とりあえず保留とする。
準備が整ったらまた会いましょう。

図書館に返却しに外へ出る。
川面を歩いていたら、黒い50センチはある魚に混じって、頭部と腰をびっしり緑の藻に覆われた魚が目に付いた。

言われ多き河のため写真は撮らず。

でもなんだか五分ばかり見入ってしまった。

魚はちゃんと生きていた。

ブラック・ベルベットの前作品、ちゃんと読んでみようかな。



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by mkbookies | 2017-05-20 10:01 | | Comments(0)

水道の水が階下まで フランス ブルターニュにて

フランスの新聞から:

上のウチから水が漏れてます。
上は留守で、留守番は犬が三匹。
喉が渇いたワンコが、お風呂場の水道のレバーを上げて飲み、閉め忘れたことが原因の模様。
こちらがワンコちゃん。https://www.chien.fr/race/berger-belge-malinois/
ベルギーのシェパード犬 マリノア。
ニュースソースはこちら http://m.20minutes.fr/rennes/1943151-20161015-bretagne-inondation-causee-trois-chiens-assoiffes



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by mkbookies | 2016-10-16 06:11 | つれづれ | Comments(0)

徒然と本の話

よせばいいのに加門七海を読んでいる。
可愛い名前に反して、生々しいホラー作家。書くものは現実性に富み、この世の者ではない者を自ら呼び、読む人の電車を乗り越させる、スピリチュアルライター。
出身大学多摩美だよ、きっときっと絵も描ける。
わたしにとっては、もうどこをとっても信じられない存在。
図書館で「鳥辺野にて」を借りて、迫真すぎて途中で走って返しに行ったこともあった。
性懲りもなく、「猫怪々」を読み、なんだノンフィクションのほうが、軽い調子で読み流せる、と思ったのがはじまりで、
「怪のはなし」「おしろい蝶々」「怪談徒然草」と読んできた。
「おしろい蝶々」の親王の話の宴の風景など、思わずそこだけコピーを取りそうになったほど。
加門七海氏も長野まゆみ氏も、こんなに書けるのに、どうして表街道の路線にならないんだろう。
思いつつも読み、読みおわったら怖くてさっさと図書館に返しに行くくせに、三日と開けずに次を借りる。
これはいったいどういう訳だ。

先日「心霊づきあい」を読み終えた。
11人との対談集。あなたの知らない世界の新倉イワオ氏や、稲川淳二氏の中に、民話に造詣の深い松谷みよ子氏の名前があったから、と自分で言い訳しながらのスタートだった。
大森亮尚氏の名前は、アキヒサと読むのだと初めて知った。
「世界ふしぎ発見!」は異様な確率で虹が見れることも初耳だった。
呪術師の話も興味深い。そういう存在が「ふつうわかるでしょう、近所の人が留守かどうか」というレベルでお付き合いをする村民の話があったのは「怪のはなし」だっけ、とまた読み返してしまいそうになった。
エッセイ、対談は語り口が軽いのだ。軽く怖い話を語るからなんだか読める。どんどんどんどん次を読む。
今読みはじめたのは「怪談を書く怪談」これもエッセイ。
冒頭の話なんて当事者にとっては半端じゃない。
解決してくれる大伯父がいなければいったいどうなっていたか。
けれど加門七海の知人は、いい人ならば必ず解決する。
これがうれしくて、どきどきしながら読むんだよな。




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by mkbookies | 2016-10-15 15:43 | | Comments(0)

ずずず ウィッシュ リスト

バスに乗る。
前の席の男性(推定 お勤め人)が盛大に鼻をすすっている。青っぱな? 隣人女性、若い、(推定 美人)もすすっ。書いていると後方からもすすすすす。

そういえば夏に娘が図書館を嫌っていたっけ。
静けさの中で盛大に音が響いて。


ああ、日本に戻ってきたんだと、実感。

オリンピックまでに、鼻、かんでください運動を展開しよう。




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by mkbookies | 2016-10-14 08:13 | 徒然 | Comments(0)

友風子


最近はまっている本。





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Livre de coloriage pour adultes Dragons 1 & 2

大人用の塗り絵。
絵がうまくなりたいなぁと思って。
色のセンスも欲しいと思って。

こんなので、練習、できるかな。

イラストについて、思いはじめたそもそものきっかけは、最近ジャケ買いしたい若い文庫、児童書がやたら多かったせい。
「わが家は祇園の拝み屋さん」、
「ゆめ結び むすめ髪結い夢暦」、
講談社青い鳥文庫「あやかしの鏡」、
お財布と相談している間に気がついた。
表紙が「全部友風子」さんだ。

(サイトはこちら。仮住まい?)


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(サイト内より)




岩崎ちひろさんのような水彩のぼかし、こんなのが描けたらいいな。
思う私にそもそものデッサン力も色のセンスもかけている。
絵心、欲しい。
マーフィの法則に賭けるか。
とりあえず、画集でお茶を濁すとしよう。


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この人の描くお茶は、赤い澄んだハーブティかもしれない。




あぁ、淡いぼかしを背景に昇る、巨大な龍が描いてみたい。
夢は大きくもってみよう。

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by mkbookies | 2016-09-21 08:55 | | Comments(0)

ちょっと呆然: 柏葉幸子さん二冊 & 「ダンナ様はFBI」

三冊読む。


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さて、一番読み終わって呆然としたのはどれでしょう。

そんなこと知らんわ。
言われそう。
ちょっと聞いてみただけです。
どれも新刊ではないし。
左から 「ダンナ様はFBI」田中ミエ 2008年12月発行
「つづきの図書館」 柏葉幸子 2010年
「帰命寺横丁の夏」 柏葉幸子 2011年

まずはエッセイ、FBIからいきましょう。

ダンナ様、は「ダーリンは外国人」というマンガが出たころ、二番煎じ? というタイトルで出てきた本。
ある日仕事先に行く途中、いきなり道をはばんだ異国の男は、後日いきなり電話をかけてきた。
どうして連絡先を知ったのだ。
そしてその後ぽつりぽつりと手紙が届き、二年後にはプロポーズ。
プロポーズって、お付き合いの一つもしてないじゃん。
けれど相手はFBI、行動心理分析はお手の物、著者はどんどん手玉に取られ。
無理難題も押し切ってくる。黙って俺についてこい!??
一挙一動を束縛する元FBI、退職してもFBIは体から抜けず。

モラハラかい? このアメリカン、まるでコンビニ人間だよ、と思っていたらもう20年以上前にあった話だった。
この人なんだかやっぱり変、その変なところが書きたかったという著者。
不思議なカップル生活を、軽妙に突き放したように書き綴っていた。
ご主人、世間から身を隠したいようなのに、何をやってもネタになって世間に有名になっていく。
挙句の果てには映画になって。
この国際結婚、結局何とか続いたのかいな。
娘さんはどうも大学生。ちゃんと社会に適応できるように育ったのでしょうか。
ネットで見るところ、娘さんもうまく距離をはかりながら、20年以上家族をやっていたそうだ。
ご主人が2011年に病気で亡くなるまでは。
キツイよね、そういうラストって。
いろんな意味で、ダメもとでアタックしてよかったじゃん、ムッシューFBI。
人生いろいろあるものだ。

※※※※※※※※※※※
次に「つづきの図書館」
児童書。
図書館の書架の間から司書の桃さんは声をかけられた。
「つづきが知りたくてたまらん」
「さがすのを、お手伝いしましょうか?」桃さんはこれが仕事と答えたけれど、
探しているのが貸し出しされた本の、借り手のその後が知りたかったとは。
質問者は、パンツ一丁のはだかの王様だった。
これはある意味、寺村輝夫の困った王様よりももっと困った王様だ。
とにかくそんな恰好で、外をうろうろ歩かないで!

笑えて笑えて、最後はマジにドキドキした。
最後はそこまでしなくてよかったんじゃないのかな、おばあちゃんはおばあちゃんで、その人のままでいさせてあげたかった。


※※※※※※※※※※※
それから「延命寺横丁の夏」
児童書。
古い日本家屋に住む10才の男の子、夏の夜、TVの怖い話特集を見た夜に、見ちゃったよ、白装束の女の子がコトリと家から出てきた姿を。
あんな子、うちにはいない。
誰だい、いったい、お化け?
女の子は翌朝、普通に学校に登校していた。
同じクラスで幼馴染。
昔からいるかのように普通にしゃべって笑っている。
目を白黒させる主人公のほうが、周りのクラスメートがひやかしてくる。
なんだよ“あかり”のことばっかり見て。
でも、こんな子いなかったじゃん。

主人公は社会の時間に偶然見つける。
自分の家のあたり、昔は帰命寺と呼ばれていた。
うちの辺にお寺があった?
あいつ、うちから生き返ったのか?

話はこの路線で続くのかと思った。
しかし、夏休み社会科の自由研究にかこつけて、自宅の昔の聞き取り調査に出るあたりから、あたりに不穏な空気が流れはじめた。
帰命寺の抱える謎はなに?
いったい帰命寺って、なにもんだい。

話はそこから大きく変わり。

変わりすぎだよ、言いたくなるほど他の話になり、でもそれは、すべてが一つにまとまっていく。

うまく言えない。
読んでよこれは、図書館で借りてでも。
それからじっくり語りあおう。
いまはただただ茫然自失。





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by mkbookies | 2016-09-18 11:52 | | Comments(0)

かねがね噂は聞いていましたが :ペコロスの母に会いに行く 岡野雄一

どうしてこの本を買うんですか?
書店で購入した人を目の前にして、著者は男性客に聞いたという。
介護に携わる若者が、被介護者にも背景があると一番わかるのがこの本だから、そういう風な言葉で返答を得たそうだ。
今朝の毎日新聞に載っていた。
言葉はうろ覚え。
新聞は今朝、入院している母に持って行ったので、今すぐには正確な内容が確認できない。
本の虫の母は、次に会う日に聞くかもしれない。
— この本読んだ?

噂には聞いていた。
長崎の本屋で何か月もベストセラーになっていた本があると。
そこから西日本新聞社が全国出版し、今も版を重ねている。

興味はあった。けれど歳を重ねた親を持ち、そしてわが身のためにも耳をふさぎたくなるこの病。
母入院中の病院にある、ボランティア図書館の棚にあるのも知っていた。
今まで見て見ぬふりを重ねてきた。
けれど今の母なら聞けるだろう。
— この本読んだ?
まだ本が読めるならば。
本が読める頭も体力もあるならば。

渦中にいたこの作者は、この病とまっこうから立ち向かっている。
笑わないとやっていられない、という気もわかる。
親御さんを見舞いに行って、家に帰って描いたというマンガ。
こんなに笑えるとは思ってもいなかった。
ほのぼの。
お母さん、すごい。
いい感じでぼけてるね、
思わせるリズム。
時空移動のタイミング。
ところどころ出てくる笑顔。
うますぎ。
泣いちゃったよ。いい年して。電車の中で。


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「ペコロスの母に会いに行く」 岡野雄一 西日本新聞社出版



時代を飛んでしまうのは、こういうのもあり。

大島弓子の四月怪談の中の一話。


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この病、ご家族、身近にいる人には大変だ。
でも、
言葉も発せなくなると、もっとつらい。


※※※

と、認知の話でセンチになったのでちょっと盛り返す。

認知は脳の病です。
脳のどの部分かは専門家に任せることにして、脳の前葉頭を盛り上げるほうに話を持っていく。

やる気を出すには前葉頭に活を入れてあげればいいらしい。
どうやって?
肉を食べろ、大豆を食べろ、特に牛肉を食べたり、ニンニクを食べたりすると増えるらしい。
栄養素で言えばビタミンB6、鉄も効く。
ほかには、笑う、ときめく、目標を立てる。
中でも小さな目標を立てて目標を達成させると脳はうはうはドーパミンを出すらしい。
ご褒美、おいしいものを食べたり、歌ったりなんかするのもよいらしい。
他にも運動したり、いつもと違う道を通ったり。出展:本当に必要な人だけにドーパミン増やす方法教えます。

心理学の時間ですよ!!より。

今日から親に、豆、肉、卵、たべさせるぞ。マグロにイワシ、カツオに白鮭。
それから笑わせて歌わせて。
目標の達成、これは、やっぱり日常の生活に、積極的に取り組んでもらわんと。

家事を回して褒めて笑って。

明日はどれだけできるかな。
いっっひっひ。

※※※※※※※※※※

一番上の、岡野雄一氏の本を買った男性は高齢者施設の施設長さんで、
「認知症介護を志す若者に最も教えづらいのは、目の前のお年寄りがどういう人生を歩んでここにいるのか思いをはせることです。この本はそれを教えてくれる」そうおっしゃったそうです。
9/15(水)毎日新聞に書いてありました。ちなみにインタビューの聞き手(おそらく書き手)は尾中香尚里さん。
今日、母から新聞を回収してきました。
ペコロスは母の元に。

読むかなぁ。

追記まで。
           2016/09/17




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by mkbookies | 2016-09-15 21:52 | マンガ | Comments(0)

本があちらとこちらにあるということ: 「みをつくし献立帖」 高田郁

24リットルのリュック一つで帰省したため、大半の本は向こうの家に置いてある。
横文字は結構キンドルになっているので、まずは「試し読み」でダウンロードできる。どうしても、となったら再購入。
日本語は、結構古本屋さんで事足りる。
北原亜以子、宮部みゆき。一回購入してるからいいよね、自分に言い聞かせながら古本屋さんで安価ゲット。
こっちは図書館という手もある。
なんとかなる。

思っていたら、高田郁のみをつくしシリーズが、リサイクル店でセット販売されていた。
これはキツイ。
後ろの数巻をまだ読んでいない。
定価で購入するよりもお得なセット価格。
状態がそう悪いわけではない。

気が付いたら思わず購入していた。
天からのお恵み。
高田郁さん、定価で買わなくてごめんなさい。

で、セットに「みをつくし献立帖」までが入っていた。
普段この類は読まない。
第一レシピって文庫の後ろに載ってたじゃん、思いつつもぺらぺらめくる。

作品が誕生する過程、料理本が生まれる、一日つる屋の顛末等々、ちりばめられた「内緒噺」
手紙のような朴訥なエッセイ、朝の忙しい時間だというのに、座り込んで読んでしまった。

従来時代小説は江戸物、捕物、剣豪物でなければ売れなかった。主人公を上京させて、厨房で刃物を握らせた作者に万歳。
病を機に方向転換した著者の、長い道のりが身に沁みる。

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料理をしない私でも、五つ星をつける。
昔エースをねらえか何かで読んだ言葉を思い出した。
「心から出た言葉、心に通じる」。


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by mkbookies | 2016-09-14 09:56 | | Comments(0)

木地雅映子(きじかえこ) 氷の海のガレオン

親の入院で一年間の休暇をとって帰省中。
はじめはあわてて「末期休暇」を申請したが、これは最長3か月とのこと。
短すぎるとあわててサバティックで申請をし直した。
やることがある、試してみたいことがある、何かに専念したい、で一雇用先で一回だけ、一年間とれる休暇。
こういうのって、転職準備とか、世界一周とか、放浪の旅のために取るんだと思っていた。
まぁ、夏にはキッズが観光で来たが。

様態は落ち着き、一度退院し、また入院し、一方家のほうにも障害一級がおり、

一年じゃ足りない。

年末には介護離職になりそう。

無念。

それでも時は流れる。
「マイナークラブへようこそ」ではまった木地雅映子を図書館で数冊借りてくる。
「マイナー」は有閑倶楽部や桜蘭ホスト部、ハチミツとクローバーをほうふつされるものがあったが、どうもデビュー作は重いらしい、と聞いたので図書館で小手調べ。

氷の海のガレオン/オルタ (ピュアフル文庫)


まず「氷の海のガレオン」

群像新人文学賞の優秀作品に選ばれ、デビュー作になった話。
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自らを天才だと信じて疑わないひとりのむすめがありました。青木杉子。十一歳。――わたしのことです。

学校に通わなければいけない6年生の話。

梨木香歩の「西の魔女が死んだ」より腹に力が入った女の子。でも、学校に行かなければいけない。


どうして?

学校には黒オーラの女の子たちがいる。(←とは文中語られていないが)

親だって、学校が一番だなんて思っていない。
でも、言わなきゃいけないんだ。
学校に行きなさいって。

どうして?

読んでいて、なんでこういうやつらと合わせていかなぁあかんねん、と思ってしまった。
意地悪な女の子っていうのは、ホントに底意地が悪い。
そして自分を持とうと、頭(こうべ)を上げようとあがく主人公が「西の魔女」よりもっと真摯。


どこか似た雰囲気の本があった。
思っていたがと、アップしながら気が付いた。
人間失格じゃん。斜陽とか。
上から目線の自信に欠ける主人公。
こっちはもっと時代が現代で、涙がとってもなまなましい。


※※※
「オルタ」

六歳、小学校一年生の女の子が主人公。
自閉症がかっていたが、母親とのコミュニケーションはとれている。
女の子が怖いと思ったとき、目の前に見えない壁を下ろしてしまうことは理解している。
隣の席には多動児。
境界線を越えて、怖いことをいっぱいしてくる。
鉛筆をとったり、消しゴムを破壊したり、はさみをふりあげたり。
どうして???
どうして学校に行かなきゃいけないの?


あとがきからするとほぼ実話。
あとがきのラストはきっと実話そのママ。
この歳ではこの言葉が、一番応えたよ。
引用はしないので、機会があったら手に取って。
これほど不意打ちはオチは、簡単にはばらせない。



子どもは社会の預かり者なのだから、理不尽なことにどうやって対処したらいいか一緒に答えを探し、危険がせまったら叫んで逃げ、
そんな小手先では我慢できない、もっと繊細な人がいる。
いろんなひとがいるから、本当の解決策が見つかるのだ。
黒いオーラをぶっ飛ばせ!!!



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by mkbookies | 2016-09-13 06:45 | | Comments(0)

神坂智子 りめんばぁ

図書館でラノベの文庫などを借りてきて、パラパラ。
今回借りてきたのは自己愛が強いのが多くていまいち乗れず。
と思っていたら木地雅映子さんのマイナークラブシリーズにどっぷりはまる。
お金持ちの学園の、はぐれ生徒物語。
雰囲気がマンガ、一条ゆかりの「有閑倶楽部」、葉鳥ビスコの「桜蘭ホスト部」じゃん。
というわけで古いコミック、雑誌を引っ張り出して読みはじめる。
ラノベの自己完結して小さくまとまったミステリとは違う、トラブルメーカーが難から難を呼ぶ有閑倶楽部、思いもしない展開が横槍を入れ、話はどぉまとまるんだい、あんた、基本は短編集だろう、ページ数に限りがあるのに、とドキドキさせる波乱万丈。そうそうこのノリを読みたかったのよ、と一気読み。私はいったい何をしているんだろう。

萩尾望都さんは短編の名手だと思っていたけれど、「わかりやすさ」「エンタテイメント」では実はこの人、群を抜いていたんだわ。
少女漫画をなめちゃいけない。

と、思いつつ本棚に戻す、と
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捨てたと思っていた切り抜きと再会。


何百年も時を刻む八角時計や
甘くカビの匂いをもった片山潜のアメリカから持ち帰った一八八〇年代の本
伊万里焼のみごとな焼き物
もう決して鳴ろうとしない旧式の電話機 蓄音機
山岡撤収の額とか くちはてた倉には 篭やちょうちんや裃までねむっていて…




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神坂智子 Remember りめんばぁ、
大好きだった日本家屋。




読んじゃったよ。

おたんこナースの似鳥さんが、夏休み一日太宰を読んだというけれど、
わたしは親の介護で有閑倶楽部と神坂智子さんかい。

いい加減にコミックで見たい、と思いネットで探すと、こういうのがあった。
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「べんがら格子の家」
同じタイプの話らしい。
この人、明治の話で「パンと懐剣」も書いていたけれど、もっと和(わ)で私小説的な話らしい。

この方の明治は、ふわっとした雰囲気があってペン画がよく似合う。
そういえば「小春日和」がどこかにあるかも。
そして昭和後期の子供部屋探索は、まだまだ続いて日が暮れる。




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by mkbookies | 2016-09-11 07:16 | マンガ | Comments(0)