フレンチエリート予備軍 三日間のスト クラスメートに在籍させろ

どこかでプッチッとダニにかまれた。
何日かたって、もしかしたら何週間かもしれない。なんだかだるくなってきた。熱があがる、筋肉痛、インフルエンザかもしれない。いや、ただの風邪だろう、思っているうちに神経症がでてきて。

ライム病は野に住むダニが媒介するやっかいな病気。
犬猫、ウマもかかりうる。人間もしかり。



という風にか、一人の女の子がダニに噛まれた。
症状が重くなり車椅子が必要となった。
しかし学校にはエレベーターがない。
転校させると学校側が判断した。
けれど行先に、彼女の行きたいクラスはない。
学校は由緒正しいエリート学校。パリのリセ・モリエール、インテリキッズの集まるプレパラシオンの一生徒だった。

エリート予備軍、グランゼコール選考前の養成所、だわな。
授業の内容もハイレベルだろうが、生徒たちも『頭と舌』に自信を持っている。

三階の授業を一階でやればいいことじゃない。

小学生でもわかるような対応を学校は拒否。

月曜日、クラスメートは抗議ストを実行した。

勉強も忙しいが血気盛んな17、8。
フランスは飛び級もありなので、もっと若い生徒もいるかもしれない。
だれもが将来の正念場。
それでも伝統校にたてついた。

三日後、学校が譲歩。
転校は白紙に戻る。

弁の立つフランス教育育ち VS 向こうの主張に抗戦する学校陣。
相手の主張っていうのは、すべてを受け入れることじゃない。
学生だからと足蹴にすることでもない。
お互いに意見を表明して、双方納得する着地点を見つける。
こういう交渉を幼いころから重ねていけば、嫌でも経験値は上がる。

どういう交渉があったのか、見てみたかったなぁ。




ニュースソース DNA (Les Dernières Nouvelles d'Alsace)



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by mkbookies | 2016-10-13 06:46 | 時事 | Comments(0)
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