「英国王のスピーチ」を見てから、ジェフリー・ラッシュの出演するDVDをを探していた。
- Book thief やさしい本泥棒 これの映画化版。 里親先のお父さん役。 本を読んだ時には愚鈍にして実直な父親をイメージしていたが、ジェフリー氏だと鋭才にして実直、という感じがしないでもない。 でもいいお父さん、でいい話。 内容は赤狩りで逃亡する親から里子に出された女の子、リゼール。いっしょに生活するはずだった弟は道中、死神が連れて行ってしまった。 駅で埋葬された時、リゼールが葬儀人の落とした本を拾う。埋葬の手引。これがリゼールにとってのはじめての本となる。 - これは子どもの読む本じゃないだろう。 里親のおとうさんはそういいながらも、リゼールとともに、一言一言、ゆっくり読みすすめていく。 二冊目の本は ナチスの焚書の焼け残り。 そして次は、里親の指示で洗濯物を届けに行った先のお屋敷で、夫人が書斎へと通してくれた。 ここにきて読めばいいわ。 夫人がいるときは好きなだけ本が読めた。 けれど、あの人に読ませてあげたい。 うちの地下に隠れている、あのユダヤ人の男の人に。 第二次世界大戦のドイツでの話。 それからもう一作、 - La migliore offerta 鑑定士と顔のない依頼人 これは名鑑定士が、家の財産の鑑定を頼まれ、いつしか姿を見せない依頼人から離れられなくなっていく話。 感想: どちらも見応えのある映画。 ジェフリー・ラッシュが幸せになる映画が見たい。
by mkbookies
| 2015-02-23 14:07
| DVD 映画
|
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